落とし物が拾われて戻ってくる日本、中国人にとっては「特別な経験」=中国メディア

落とし物が拾われて戻ってくる日本、中国人にとっては「特別な経験」=中国メディア

中国メディアは、「日本では物を失くそうと思っても失くすことができない」と主張し、それは「落とし物は拾われて戻ってくるため」と主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 旅行中のトラブルは楽しいはずの時間を台無しにしてしまうこともあれば、逆に思い出深い旅にすることもあるようだ。中国メディアの今日頭条は19日、「日本では物を失くそうと思っても失くすことができない」と主張し、それは「落とし物は拾われて戻ってくるため」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日本で忘れ物をしてしまった時の経験によって「個人的に日本を深く理解する機会となった」と指摘。自分にとって大切で思い入れのある物を失くしてしまったり、貴重品をどこかに置き忘れた事に気付けば、誰でも非常に焦るものだが、そんなときに見ず知らずの日本人の優しさを感じることができたとした。

 記事は、中国人がバスの座席に眼鏡を忘れてしまった時のエピソードを紹介。この中国人は普段から眼鏡を使用していたわけではなかったため、紛失に気づいたのは2日後であったという。貴重品ではないもののずっと探し、バス会社に問い合わせたところ保管してあることが確認できたそうで、後日引き取りに行った際、親切な対応を受けたうえに「眼鏡を紙に包んで奇麗に保管していてくれたことに感動した」と伝えている。

 続けて、日本でこうした経験をした中国人は少なくないと主張し、日本人が小さなものであっても落とし物を届けるという習慣を持っているのは「教育に力が注がれているからではないか」と独自の分析を展開した。

 また、日本の落とし物などの紛失物の行き先について「警察で管理されており、東京の警視庁遺失物センターでは4階まである倉庫の中に遺失物が種類ごとに分別され保管されている」と説明し、驚きを示した。

 中国で物を失くした場合、「誰かに拾われて警察に届けられる」という考え方はあまりに甘すぎるものであり、まず手元に戻ってくることはないため、諦めるしか術はないのが現状だ。しかし、日本では落とし物が見つかるということが中国人にとっては「特別な経験」となり、「日本の理解を深める機会」となると聞くと、日本人としても嬉しく感じるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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