中国の対日外交に学べ! 韓国メディアの報道に中国人の反応は・・・=中国メディア

中国の対日外交に学べ! 韓国メディアの報道に中国人の反応は・・・=中国メディア

中国メディアは、「中国の対日外交から韓国も学ぶべき」という韓国メディアの意見を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 過去最悪なまでに冷え切ったと言われる日韓関係だが、「日本に恩を売った中国を見倣い、外交で関係改善を図ろう」という考え方もあるようだ。中国メディアの今日頭条は22日、「中国の対日外交から韓国も学ぶべき」という韓国メディアの意見を紹介する記事を掲載した。

 記事は、韓国メディアの主張を紹介。「日本との外交は戦後の中国から学ぶと良い」と主張しているそうだ。それによると、戦後に当時国民党主席だった蒋介石が「敵は日本の軍国主義であって日本人ではない」と国民に説得するのに成功し、「仇を恩で返した」と称賛している。

 さらに、1972年に日中国交正常化を実現させた際には、共産党も日本に対する賠償請求権を放棄するという「寛容さ」を見せたが、日本はODAとして3兆6500億円を提供しており、中国はこのおかげで日本経済を超えるほどの発展を遂げることができたと論じた。

 しかし記事は、この韓国メディアの「中国の対日外交から韓国も学ぶべき」との意見について、「頭の悪い言いぐさ」と全面否定。そもそも中国の発展は日本の援助のおかげではなく、外交の成功と国民の努力によるものだと主張した。また、中国は恩を売ったのではなく、内戦など複雑な事情のためにやむを得ず賠償を放棄しただけで、日中国交正常化も米国とソ連に対抗するだけの力が必要だったからだと論じた。そして、「国としては賠償請求を放棄したが、民間・個人の請求権は含まない」と韓国同様の主張を展開している。

 中国のネットユーザーも、「日本に恩を売った」という意識はないようだ。寄せられたコメントを見ると、「敵には仇を仇で返すべき。それが中国の伝統」といった感想が寄せられている。日本への感情としても、「日本を許したことはない」と多くの中国人の気持ちを代弁した人もいたが、「許すかどうかは前の世代の人が決めるべき」、「歴史を忘れることはないが、恨みの中で生きていくわけではない」という意見も見られ、戦争を経験していない若い世代の新たな対日感情も垣間見ることができる。

 いずれにしても、中国は反日感情があってもきちんと外交のできる国であり、その意味では韓国は中国の外交を参考にした方が良いと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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