戦後の荒廃を経験しながらも、日本が大きな発展を遂げたのはなぜか=中国メディア

戦後の荒廃を経験しながらも、日本が大きな発展を遂げたのはなぜか=中国メディア

中国メディアは、敗戦国の日本は戦争によって国土は焼け野原になったことを強調、「日本は戦後の荒廃を経験しながらも、今のような発展を遂げることができたのはなぜか」と問いかける記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は改革開放以降、急激な経済発展を遂げ、国内総生産(GDP)で米国に次ぐ規模の経済力を手にした。日本は中国に抜かれるまで42年間にわたって世界第2位の座にあったが、日本が2位になったのは1968年のことであり、第2次世界大戦の終戦からわずか23年後のことだった。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、敗戦国の日本は戦争によって国土は焼け野原になったことを強調、「日本は戦後の荒廃を経験しながらも、今のような発展を遂げることができたのはなぜか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、「日本による侵略は中国に多大な被害をもたらし、資源や資産、人材という点において被った損失は、社会全体の成長を大きく後退させた」と主張する一方、戦争による損失で見れば「日本も戦争によって失ったものは大きく、敗戦国として国全体も大きく荒廃した」と主張した。

 しかし、日本は驚くべき速度で急激な復興を遂げ、極めて短期間で世界第2位の経済大国へと返り咲いたことは周知の事実であると指摘し、「日本はどのようにしてどん底の状態から復興を遂げ、社会と経済を大きく発展させることができたのだろうか」と問いかけた。

 記事はまず、日本は敗戦を経験し国家存亡の危機まで追いやられたものの、第2次世界大戦前に工業国家への転換に成功していたことを指摘し、一定の工業力を有していたと指摘。資本力や労働力が欠如し、インフレが進み、失業率が上がるという戦後の悪循環を改善に向かわせたのが、1950年に勃発した朝鮮戦争であったと指摘し、1956年から1973年までの間、工業生産の平均成長率は13.6%に達したことからわかるように、日本経済は「朝鮮特需」によって復活したのだと論じた。

 さらに、日本は朝鮮特需という一過性の景気に踊らされることなく努力を続けたとし、教育の質向上や研究開発への資金投下に国を挙げて積極的に取り組んだと強調。こうした努力の結果は日本が戦後の急速な復興や42年間にわたるGDP世界2位という結果につながったと伝え、日本の歩んできた軌跡は中国経済にとって参考になることが多いと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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