日本の飲食店で「氷水」が提供される理由、それは「おもてなし」の名残だった=中国

日本の飲食店で「氷水」が提供される理由、それは「おもてなし」の名残だった=中国

中国メディアは、日本人が冷たい水を客に提供するのは「客への最高のもてなし方法だった」と紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では体を冷やす行為や冷水を摂取することを避ける人が多い。暑い夏の日であったとしても、常温か温かいものを飲み、ビールすら常温のものを飲む人は少なくない。こうした習慣のある中国人からすれば、日本の飲食店では年間を通じて「氷水」が提供されることに驚くという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人が冷たい水を客に提供するのは「客への最高のもてなし方法だった」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本ではレストランやホテルさらに一般家庭においても、一年を通して冷たい水が出されると紹介。一方、中国人は体を冷やす冷たい飲み物を飲む習慣がなく、逆に温かいお茶で客をもてなす習慣があるため、何事にも礼儀正しいと思っていた日本人が冷たい水で客をもてなすことが理解に苦しむと論じた。

 その理由について記事は、日本の製氷技術や低温輸送技術が未発達だった頃、氷は位の高い人だけが使用することができたため、氷を入れて冷たくした水やお茶でもてなすことは、「最高のもてなし方法であった」と紹介。その後、技術が発達して氷は貴重品ではなくなったが、氷水で客をもてなす習慣は残り今に至っていると伝えた。

 中国では東洋医学の考え方を多くの人が取り入れていて、体を冷やすことはあらゆる病のもととなると考えられている。それゆえ、飲み物だけでなく、冬になると身動きがしづらいほど厚着をする人も多い。逆に日本人が中国を訪れた場合、飲食店では夏でも氷水が提供されないことに驚かされることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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