台湾の個人旅行ストップで、日本に赴く中国人観光客がさらに増える可能性=中国メディア

台湾の個人旅行ストップで、日本に赴く中国人観光客がさらに増える可能性=中国メディア

中国メディアは、中国の文化・観光部が先日、8月1日より中国本土の47都市の住民による台湾旅行を一時停止することを発表して注目を集めたとしたうえで、発表が出てから初めての週末を迎えたが、大きな混乱はなかったと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 日本と韓国が政治的な対立を深め、韓国国内で日本製品や日本旅行のボイコットが盛り上がりを見せており、日本に赴く韓国人観光客の数が減り始めているという。一方、中国本土は台湾への個人旅行を暫時取り止めることを発表した。中国メディア・大衆網は4日、この夏に台湾旅行を予定していた中国本土の観光客が日本もしくは東南アジア諸国に流れる可能性が高いとする記事を掲載した。

 記事は、中国の文化・観光部が先日、8月1日より中国本土の47都市の住民による台湾旅行を一時停止することを発表して注目を集めたとしたうえで、発表が出てから初めての週末を迎えたが、大きな混乱はなかったと伝えた。

 そして、台湾旅行を予定していた山東省内の市民の声を紹介。8月中旬に台湾への個人旅行を予定していた済南市の男性は、すでに渡航に必要な手続きを終えていたため今回の発表の対象にはならず、台湾に赴くことができたが、状況を見て中止を決定したとしている。

 また、夏休みを利用して子どもと台湾に行く予定だった青島市の男性は「子どもにとっては待ちに待った夏休みなので、台湾には行けなくなったがどこかに行きたい」と語り、日本に行くかタイに行くかで悩んでいたと伝えた。

 記事は、台湾は中国本土の観光客にとって言葉がそのまま通じること、交通の利便性が高いことから個人旅行の人気目的地になっていたとし、台湾観光当局が今回の発表によって今年8月から来年2月にかけて台湾に赴く中国本土観光客が70万人減るとの予測を示したことを紹介した。

 日韓関係がぎくしゃくするとともに、中国と台湾の関係も現状は決して良好ではない。そして、中韓関係もTHAADミサイル問題から続く微妙な状況から脱していない。東アジアの観光市場で活況を呈しているのは中国本土、台湾の観光客による訪日、そして、日本人による台湾訪問ぐらいのようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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