日本との貿易摩擦で韓国が窮地に陥った理由、それは中国市場を見ても分かる=中国

日本との貿易摩擦で韓国が窮地に陥った理由、それは中国市場を見ても分かる=中国

中国メディアは、中国の化粧品市場における日本と韓国のブランドを比較し、品質の面で韓国は劣るため、消費者の支持を長く保てないと伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 韓国の公正取引委員会は4日、同国の自動車メーカーへの部品納入で談合があったとして、日本企業4社に計92億ウォン(約8億円)の課徴金を科し、一部企業を検察に告発したと発表した。あからさまな報復措置と言えそうだが、中国メディアの今日頭条は7日、これを日韓貿易摩擦の一部としたうえで、全体としては韓国の損失の方が日本よりもずっと大きいとする記事を掲載した。韓国がなぜここまで困った事態になってしまったのか、中国市場を見れば分かると指摘している。

 記事によると、日本の韓国への輸出管理強化による影響は、日本よりも「270倍も多い」可能性があるという。記事はこの数字の根拠を述べていないが、韓国経済の柱とも言える半導体分野の材料の多くを日本に頼っている韓国が被る損失は計り知れないということだろう。

 それにしても、韓国はなぜ日本にここまで追い詰められてしまったのだろうか。記事は、「製品の質と技術」で日本に劣るためと分析。半導体材料を日本に依存してきたのは、高い技術が求められる高品質の素材を韓国で作れなかったためにほかならない。記事によれば、中国の化粧品市場を見てもそれが分かるという。

 中国の化粧品市場において、日本と韓国のブランドは共に一定のシェアを獲得しており、2018年は輸入額で韓国が1位、日本が2位となっていた。しかし、国際貿易センター(ITC)の調査によると、今年1−3月期の中国化粧品市場の国別輸入額は、日本が816億円で1位、フランスが2位で、韓国が3位という結果になったそうだ。

 記事はこれを、日韓の「ハイブランド」の競争力に違いがあるためと分析。中国人消費者は高級ブランドをますます好むようになっており、日本のブランドは「品質と効果」に力を入れているが、韓国ブランドは「マーケティング」に力を注いでいるため、効果で日本ブランドに劣る韓国ブランドから消費者が離れているのだと分析している。

 「技術と質」の追求では日本が勝っており、韓国は劣るのというは分野を問わず見られる傾向のようだ。それだけ韓国はマーケティングがうまかったといえるが、韓国はこれを機に、技術と質の向上に目覚める必要があるだろう。とはいえ、技術と質は一朝一夕で向上するものではなく、日本に追いつくにはまだまだ時間がかかるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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