日本の輸出管理強化に「研ぎ澄まされた剣で応戦している韓国」=中国メディア

日本の輸出管理強化に「研ぎ澄まされた剣で応戦している韓国」=中国メディア

中国メディアは、日本の制裁に対して、韓国は研ぎ澄まされた剣で応戦しているとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 改善の兆しすら見られない日韓関係に対して、韓国を訪れたマーク・エスパー米国防長官は9日、文在寅大統領と会談し、日米韓の協力が重要だとの認識で一致したという。米国にとっては、今月24日に更新の判断期限を迎える日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国が継続するかどうかが気がかりなのだろう。中国メディアの今日頭条は10日、日本の制裁に対して、韓国は研ぎ澄まされた剣で応戦しているとする記事を掲載した。

 記事はまず、日韓関係はますます厳しくなっているように見えると分析。韓国はGSOMIAの破棄をちらつかせ、竹島近海での軍事演習を行うとしていると指摘した。こうした中で、国際問題に詳しい楊希雨(ヤン・シーユー)氏は、出演したテレビ番組で、「日韓はどちらも負けるわけにはいない立場にいる」と分析。このままでは悪化の一途をたどることになるが、いつかは互いに出口を探してはしごを探すことになるが、その際には日本の方が折れる形で前に進もうと行動を起こすだろうと推測したそうだ。

 次いで記事は、軍事問題専門家の李莉(リー・リー)氏の意見を紹介。李氏は、日韓関係はもともと基礎が強固ではないと指摘。米国にとっては両国とも重要だが、日韓間には「歴史的な怨恨」があるため、国民感情としても互いに譲歩するのはしばらく難しそうであるとしている。

 いずれにしても、今すぐに日韓関係の改善は望めそうにもなさそうだ。しかし、中国のネットユーザーは日韓関係にそれほど興味があるわけではないようで、記事に対して寄せられたコメントを見ると、「中国に影響がなければどうなっても構わない」、「中国の安定、安全のためにも、隣国には団結して欲しい」など、あくまで他人事というスタンスの意見が多かった。

 日韓関係がこの先どのような方向へ向かっていくのかは未知数だが、当面は関係改善が難しいのが現状だろう。しかし、日韓の関係悪化は米国にとっても望ましいことではなく、いつどのように双方が落としどころを見つけ関係を改善するのか、中国からも注目されているといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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