中国遠征の日本ユースサッカークラブ監督、中国の帰化選手戦略に「苦言」=中国メディア

中国遠征の日本ユースサッカークラブ監督、中国の帰化選手戦略に「苦言」=中国メディア

中国メディアは、日本のサッカークラブ監督が「中国サッカーは進歩しているが、20年では日本に追いつけない」と語ったことを伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は15日、上海で行われた青少年サッカー大会に出場した日本のサッカークラブ監督が「中国サッカーは進歩しているが、20年では日本に追いつけない」と語ったことを伝えた。

 記事は、今月5−12日に上海で行われたユース・インターナショナルチャレンジ杯で3位の成績を収めた、本田圭佑さんプロデュースのサッカースクールS.T.フットボールクラブで監督を務める廣瀬太郎氏にインタビューを行ったことを紹介した。

 そして、廣瀬氏が同クラブについて「主にプロのユースクラブのセレクションに落ちた子が集まる。基本能力、両親の身長、フィジカルのチェックに加え、1対1の面接を行って、だいたい300人中20人程度の割合で選手を選ぶ」と語るとともに、苦労をいとわず粘り強い心を持つことを特に重視し、週に2、3回と回数は少ない一方で密度が高く量の多いトレーニングをこなしていると説明したことを伝えている。

 また、中国のサッカーについては優秀な選手が多く、個人能力では日本よりも強いとする一方、チーム力という点では日本の方が優れており、団体競技であるサッカーにおいて日本が中国に対して持つ最大のアドバンテージだとの認識を示したことを紹介した。

 さらに、中国サッカーは確かに進歩しつつあり、欧州でプレーする選手も出始めているが「20年の間に日本を抜くことは不可能」とし、もっと若い選手がたくさん国外に出てプレーするようになることで初めて少しずつ日本を追い上げることができるようになると述べたとしている。

 記事はこのほか、中国サッカーが現在進めている帰化選手戦略についても廣瀬氏に質問し、廣瀬氏が「日本も似たような取り組みをしているが、日本の場合は小さいころから日本で生活し、サッカーに取り組んできた半分日本人の選手を育てている。かたや中国が進める、ブラジルなどの選手を帰化させるやり方は、なにかインチキをしているように感じ、個人的には好きにはなれない」との考えを示したことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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