日系車は燃費が良く、米系車は燃費が悪いという「定説」、これは本当か? =中国メディア

日系車は燃費が良く、米系車は燃費が悪いという「定説」、これは本当か? =中国メディア

中国メディアは、日系車と米系車の燃費を比較する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 販売不振が続いている中国の自動車市場だが、日系車は今でもプラス成長を続けている。2019年上半期の中国の自動車販売台数は前年同期比で12.4%減だったが、トヨタは12.2%増、ホンダも22.4%増という好調ぶりを見せた。日系車は質の高さに加えて「燃費の良さ」も高く評価されているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日系車と米系車の燃費を比較する記事を掲載した。

 記事は、「日系車は燃費が良く、米系車は燃費が悪い」というのは定説になっていると紹介。大きくて見栄えの良い米系車は中国で人気が高いが、同時に燃費が悪いとも言われてきた。では、日米の自動車を比べてみると、今でもそれほど違うのだろうか。

 記事によると、乗用車については、小型車の場合は米系も日系も燃費に大きな違いはないと指摘。しかし、「中型乗用車になると違いが出る」そうだ。日系車の大手3社の中型車は平均で100キロ当たり9リットル以内なのに対し、米国系では10リットルと目に見えた違いが出るとしている。

 次にSUV車だが、こちらも小型車の場合は米系も日系も大きな違いはないものの、やはり「中型になると差が出てくる」としている。エンビジョン、エクイノックス、チェロキーなどは100キロ当たり12から13リットルなのに対し、日系のハイランダー、アヴァンシア、ムラーノは基本的に12リットル以下だという。

 こうしてみると、小型車ではあまり違いがないものの、「今でも日系車は燃費の点で米系車に勝る」と言えそうだ。その理由として記事は、「日系車はそれだけ技術が高い」と指摘。資源の豊富な米国では燃費をあまり気にする必要がないのと違って、資源の少ない日本は燃費を良くするための技術開発に熱心に取り組んだ結果だと結論付けている。

 中国市場では、日系車だけがプラス成長で一人勝ちしていることを考えると、それだけ日系車が中国で高い評価を受けているといえそうだ。日系車は燃費以外にも、壊れにくい、静か、操作性など多くの点が評価されている。中国における日系車人気は、今後も続いていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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