なぜ中国企業は日本企業のような「優れた生産方式」を自分のものにできないのか=中国

なぜ中国企業は日本企業のような「優れた生産方式」を自分のものにできないのか=中国

中国メディアは、「なぜ中国企業は日本のリーン生産方式を自分のものにできないのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本製造業の強さの要因の1つに「無駄のない生産方式」を挙げることができるだろう。中国メーカーも競争力向上に向けて優れた生産方式の導入を模索しているようだが、実際には運用が非常に難しいのだという。中国メディアの捜狐は18日、「なぜ中国企業は日本のリーン生産方式を自分のものにできないのか」と題する記事を掲載した。

 リーン生産方式とは米国のマサチューセッツ工科大学がトヨタ生産方式を研究し提唱した、徹底的に無駄を排除した生産方式のことだが、記事は中国企業はリーン生産方式を導入しても、使いこなすことができないのは一体なぜなのかと問いを提起した。

 この問いに対して、「文化抜きで管理を語っても、表面的な生産方式しか身につかないのだ」と指摘し、中国企業がリーン生産方式を自分のものとするには絶対に日本文化を体験し、学ぶ必要があり、特に日本文化の魂と呼ばれる「禅の文化」について理解する必要があると説明した。

 続けて、日本の禅文化は「日本企業のなかで、どんな小さな事においても絶対に手を抜かないという形で顕在化している」と主張し、また日本の著名な実業家が語る「仕事は修行」であり「利他」の精神が不可欠であるとする経営哲学も禅の文化の影響を深く受けていると紹介した。

 記事は、トヨタ生産方式自身もいわば禅文化の真髄であると指摘したが、結論として中国企業は生産方式論にだけ盲目的に惹かれることはあってはならず、「方法の背後にある力」を理解する必要があると提言、日本のリーン生産方式の神髄を体得するのが必要不可欠であるとした。

 最後に記事は中国のスマホに使用されている部品のうち、日本製の部品が約半分を占めているという事実を紹介、日本の製造業や工業力の強大さを垣間見ることができると絶賛した。この一例はどんな小さなことにも絶対に手を抜かないという精神が様々な日本企業に浸透していることをよく示していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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