時間に正確な日本の公共交通機関、なぜ中国は同じことができないのか=中国メディア

時間に正確な日本の公共交通機関、なぜ中国は同じことができないのか=中国メディア

中国メディアは、「日本の公共交通機関は時間の遅れが許されない」と題し、なぜ中国は同じことができないのか分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本人は時間に正確だと言われる。日本ではバスの時刻表が分単位で書かれていることに多くの中国人が驚くというが、中国メディアの今日頭条は22日、「日本の公共交通機関は時間の遅れが許されない」と題し、なぜ中国は同じことができないのか分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本のバスが時間どおりに運行できる理由を分析した。その1つに「バスは信号をコントロールできる」ことを紹介。バスが交差点に近づくと青になるシステムがあると伝えた。これは「公共車両優先システム」のことだと思われるが、これはすべてのエリアで導入されているシステムではない。公共車両優先システムはバスが遅れるとその情報が交通管理センターに送られ、バスの前方の赤信号が優先的に青信号になるという仕組みに舌を巻いているが、自家用車を使用しての出勤が少ないことや、交通ルールをよく守ることなども、バスの時間通りの運行に寄与していると称賛した。

 日本人が時間に正確である別の理由として記事は、「恥の文化」も関係していると分析。時間に遅れることは恥ずかしいことという意識があり、他の人からもそう見られるため、時間に正確になるのだと論じた。さらに日本の「集団主義」も要素の1つだと指摘。西洋では「個人を集団よりも優先」させる「理性」があるが、日本では集団の秩序を守ることは個人の都合に優先されるため、公共の交通機関が時間に正確なのだと論じている。

 中国のバスの時刻表は日本と違い、「何分に1本」との表記で、しかも予告もなく間引きされることもあり、かなり適当だといえるが、これは大陸的なおおらかさともいえるだろう。かつては中国の列車も随分と遅れたものだが、最近の高速鉄道の時間はずいぶんと時間に正確になった。その意味では中国も進歩しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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