「過酷」に感じられる日本の教育、しかしそれが日本人の民度を作っていた=中国メディア

「過酷」に感じられる日本の教育、しかしそれが日本人の民度を作っていた=中国メディア

中国では、祖父母たちが子どもの言いなりになり、結果として自己中心的な子どもが育つという場合が少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国社会の子育てには、子どもを甘やかすという問題点がある。たとえば、中国では共働きで忙しい親たちが子どもの世話を祖父母に任せるが、しつけの重要さを認識していない祖父母たちが子どもの言いなりになり、結果として自己中心的な子どもが育つという場合が少なくない。

 幼少期における教育は非常に重要であり、この時期に子どもを甘やかすと将来に悪影響が生じかねないが、中国メディアの今日頭条は22日、中国社会から見れば子どもたちへの「思いやりがない」と感じられる日本の教育が、実際には非常に成功していると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本のどの場所であろうともし日本人と話す機会があれば、日本人は「ほほ笑みながら」会話をし、また「ありがとうございます」という言葉をよく口にすることに気が付くと説明。また日本人は列に割り込んだり信号を無視したりはしないと称賛した。

 こうしたマナーの良さは、実は中国社会から見れば子どもたちへの「思いやりがない」と感じられる日本の教育の賜物であると指摘。一例として日本の小さな子どもたちが教室を清掃している写真をいくつか掲載した。写真には日本の子どもたちが真剣に掃除に取り組んでいる様子が写っており、自分のためだけでなく他人のための行いを子どものころから実践していることを指摘した。

 また、日本の子どもたちは幼稚園の時期から列に並ぶことや交通ルールを守ること、また公共の乗り物内で騒がないことなどの礼儀を含む多くの規範を遵守するように教えられていると説明、中国の親たちはこうした教育を「過酷」と感じるかもしれないが、日本人のマナーの良さと幼少期における日本の教育方法とは直接的な関係があると論じた。

 記事の主張に対し、中国人ネットユーザーは「子どもの教育は親の教養レベルが高いだけでは成功することができず、社会全体の価値観や教育理念を向上させることも必要だ」と指摘し、この点で中国はまだまだ日本よりも遅れていると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)