米コストコ中国1号店、オープン初日に駐車場入り3時間待ちの大盛況=中国メディア

米コストコ中国1号店、オープン初日に駐車場入り3時間待ちの大盛況=中国メディア

中国メディアは、8月27日に新規オープンした上海市西郊外のコストコ上海閔行店に多数の上海市民が押し寄せたと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 8月27日、会員制卸売業を展開する米コストコ・ホールセールの中国1号店が上海市にオープンした。その営業初日は大盛況で、かなりの混乱もあったようだ。

 中国メディアの澎湃新聞によれば、この日は平日にも関わらず上海市西郊外のコストコ上海閔行店に多数の上海市民が押し寄せた。1,300台駐車可能な3層の駐車場は9時10分には満車となり、付近の道には渋滞ができた。11時前には店内の客数が明らかな過剰となり、入店制限が行われ、店外には「駐車は3時間待ち、レジでの清算は2時間待ち」との掲示がなされた。

 午後には営業休止との発表がなされ、警備員がショッピングカートで入口を塞ぎ、声を張り上げ入店できない旨を訴え続けたが、猛暑にも関わらず入口付近には多数の人が集まり、警備員のことばを無視して無理に入店する者もあったという。

 同記事は、このような人気となった理由として、コストコのブランド力、市場価格より日用品で30%から60%、食品類で10%から20%安い価格、1枚で複数名が入店できる会員カードを多数発行したこと、および1カ月間の開店セールを挙げることができるとしている。

 外資スーパーマーケットの中国進出は仏カルフールが1995年、米ウォルマートが1996年で、コストコと同じく会員制の独メトロも1995年に進出している。先発優位性を考えれば20年以上の遅れをとったコストコはかなり不利なはずで、そのうえ、電子商取引の普及によって実店舗による小売業には強い逆風が吹いている。それにも関わらず、コストコ中国1号店の営業初日は外資小売業の進出ブームのさなかのような盛り上がりだった。

 カルフールは事業低迷により中国事業売却を決めるなど中国投資の終焉を感じさせる報道が続いているが、コストコ中国1号店の盛況は、中国への投資機会が未だに失われていないことを示唆するものといっていいのかもしれない(編集担当:猶木縁一郎)(イメージ写真提供:123RF)

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