ITの目覚ましい発展のなか、日本では「そろばん」の全国大会が毎年開かれている=中国メディア

ITの目覚ましい発展のなか、日本では「そろばん」の全国大会が毎年開かれている=中国メディア

中国メディアは、日本の伝統的かつ実用的な文化である珠算の全国大会について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のネット上では、日本が伝統文化の保護や継承に力を入れている事例として、しばしば正月の書初め大会が紹介される。中国メディア・捜狐は25日、同じく日本の伝統的かつ実用的な文化である珠算の全国大会について紹介する記事を掲載した。

 記事は、今月8日に京都国際会議センターで全日本珠算選手権大会が開かれ、日本全国から800人あまりの選手がやって来てそれぞれ研鑽した技術を競いあったと伝えた。

 そして、競技中は選手たちが小さなそろばんをパチパチと目まぐるしく動かすだけであっという間に桁数の多い計算問題を次々に解いていったと紹介。また、一部の競技では実際のそろばんを使わず、頭の中のそろばんで大量の計算を完成させていたとしている。

 記事は、かつて長きにわたり計算の道具として重宝されてきたそろばんについて、電卓が世の中に普及し始める1970年代末ごろから学校の教育カリキュラムから大幅に削減されるようになったと紹介。現在では小学3年生と4年生でそれぞれ数時間基本的な授業が行われるだけになっていると伝えた。

 その一方で、一部の教育者からはそろばんを学校教育にもっと取り入れるべきだとの声や、日本の伝統文化を守り、伝えていくという観点からも、そろばん教育を実施すべきだとの意見が出ていることを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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