日本には核兵器開発能力があるはず・・・だが保有は現実的ではない=中国メディア

日本には核兵器開発能力があるはず・・・だが保有は現実的ではない=中国メディア

中国は軍事面で日本を常に意識しているが、日本には武器開発の能力はあるのだろうか。中国メディアは、日本の核兵器開発の可能性について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 2019年6月、中国国防部の報道官が海上で大陸間弾道ミサイルの実験が行われたことを発表した。これは新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3型」だったという。中国は軍事面で日本を常に意識しているが、日本には武器開発の能力はあるのだろうか。中国メディアの今日頭条は26日、日本の核兵器開発の可能性について分析する記事を掲載した。

 記事は結論から言えば、「日本には核兵器開発能力がある」と主張。米国が冷戦時代に提供した核物質プルトニウムがまだ日本に残っていることや、数多くの原発があり、民用の核技術レベルが高いため、軍用とは異なるとはいえ通じる部分も少なくなく、「6−12カ月」で核兵器を開発できるだけの能力があると論じた。

 記事によると、日本にとって核開発自体はそれほど難しいことではないが、「核兵器を運ぶ道具」の方が問題だという。この点、陸上から発射するミサイルが最も簡単だが、日本のH2Aロケットには、固体ロケットブースタ(SRB―A)がついており、外側はカーボンファイバーを使用していて、「完全に弾道ミサイルの基準だ」と指摘している。

 さらに、2013年に1号機が打ち上げられたイプシロンロケットは、小型ながらも固体燃料を採用しており、その後次々と打ち上げに成功していることから、日本は技術を応用すれば簡単に大陸間弾道ミサイルを研究開発できるとしている。

 しかし、「国土の小さな日本にとって陸上発射型の大陸間弾道ミサイルは現実的ではない」と記事は主張。航空機のレベルは高くないため、「海上からの発射」が現実的であり、原子力潜水艦は現状では無理だが、潜水艦のレベルが極めて高い日本は、通常動力型潜水艦から発射できるようにするのが最も現実的な方法だろうと論じた。

 軍用技術でみると、日本の技術は「想像を絶する」というが、記事は結局のところ、日本が核兵器を保有することは現実的ではないと指摘している。最大の問題は「米国が許さない」ことで、敗戦国である日本の核兵器の保有を米国が許すはずがないので杞憂であると言いたいようだ。中国では、日本の「軍事力」に興味が持たれているようだが、それだけ中国が日本に危機感を抱いているということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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