「留守児童」はスマホに夢中? 農村部でスマホにはまる子供たちが顕著に=中国メディア

「留守児童」はスマホに夢中? 農村部でスマホにはまる子供たちが顕著に=中国メディア

中国メディアは、スマホに夢中な子どもが、農村部で増えていることに警鐘を鳴らした。(イメージ写真提供:123RF)

 スマホに夢中の子供たち。今ではどこでも見慣れた光景だが、その背後には田園風景が広がっている。「中国児童発展報告―2019」によると、農村部における子供のスマホの週末の平均利用時間は108分で、都市部の子供達の88分に比べると20分以上も長いことが分かった。さらに、ある農村地域では15%の子供達が1日平均4時間以上スマホを利用しているのが分かった。

 農村部の子供たちの遊びといえば麦わら帽子をかぶってカブトムシ採り、というのが従来のイメージだ。しかし、都市部に出稼ぎに出るため親に農村部に置き去りにされている「留守児童」にとって、スマホやネットゲームが心のよりどこにもなっている。

 上記の報告では「留守児童」の子供達がスマホにはまる2つの理由を挙げている。1つ目は、子供たちの教育状況。農村部では子供達の十分な教育が不足しており、放課後の活動や塾なども不十分で、行き場のない子供達は暇な時間をスマホゲームに費やしてしまうという。2つ目の理由は、親たちの認識不足。子供を農村部に残している親たちは、スマホを便利な子守と勘違いしていると指摘している。実のところ、そうした親たちはスマホの視力や精神への健康被害に無頓着なようだ。

 報告書は、農村部や地方都市でもスポーツ施設や教育施設を充実させることで、子供たちが放課後を過ごす場所を整備するなど、早急な対策が必要だとしている。「留守児童」をバーチャルな世界からリアルな世界にいくらかでも連れ戻すことが、子供達の心と体の健康に役立つことは間違いなさそうだ。(イメージ写真提供:123RF)

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