中国最大の生命保険会社、カローラ538台を導入で中国ネットから「なぜ国産にできない!」の声

中国最大の生命保険会社、カローラ538台を導入で中国ネットから「なぜ国産にできない!」の声

中国の生命保険最大手・中国人寿保険が一汽トヨタの新型カローラを538台導入したことに対し、「どうして国産車を導入しないのか」とちょっとした議論になっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の生命保険最大手・中国人寿保険が8月30日、現場調査車両として一汽トヨタの新型カローラを538台導入した。これが中国のネット上では「どうして国産車を導入しないのか」とちょっとした議論になっているようだ。

 中国メディア・東方網は1日、一汽トヨタ自動車販売の劉振国副総経理が「今回の中国人寿への販売は、一汽トヨタにおける業務用車両販売市場最大規模のもので、市場におけるカローラの高い品質、実用性、信頼性に対する極めて高い信頼度が改めて証明された」とコメントしたことを紹介した。

 その一方で、中国のネット上では「吉利や長城などの国産ブランドがあるのにどうしてカローラを選ぶのか」と疑問の声が出たと伝えている。

 鳳凰網は8月31日、タクシーをはじめとする業務用車両ではフォルクスワーゲンが中国市場をリードしており、ジェッタやサンタナが広く用いられてきたとしたうえで、今回カローラが選ばれたことは「トヨタ車への信頼性高さ、中国企業との関係の安定ぶりをさらに証明した」と解説した。

 そして、業務用の車両で最も重要なのは出動率の高さであり、頻繁に使用しても故障が多く発生しないことであると説明。最近の中国車も大きく品質が向上しているものの、発展が遅かったことで口コミの効果が得られていないと指摘し、この分野で受注を勝ち取るには更なる努力が必要だとしている。

 さらに、電力会社の緊急車両は日産のピックアップトラックが、道路救援用レッカー車はイヴェコ製が、救急車はフォードやベンツが多いなど、中国で使用されている緊急用車両の多くは外国ブランド車であると紹介。「国産車は高負荷条件での使用で故障が発生しないというレベルには達していない。やはり研究開発が必要だ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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