現代中国語には「日本語由来の単語が大量に存在する」って本当なの? =中国メディア

現代中国語には「日本語由来の単語が大量に存在する」って本当なの? =中国メディア

中国メディアは、和製中国語はあまりにも深く入り込んでおり、「物理」や「科学」、「哲学」、「共和」など多くの単語が日本由来であると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国には多くの「和製漢語」があり、今では日本から逆輸入されてきた単語を使わなければ現在の中国語で会話が成り立たないと言われるほどだ。では、どれだけの単語が日本由来なのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「現代中国語は本当に日本からそんなにたくさんの単語を取り入れたのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、和製中国語はあまりにも深く入り込んでおり、「物理」や「科学」、「哲学」、「共和」など多くの単語が日本由来であると紹介。現代における「常識的な中国語」は、昔の中国人には8割か9割が分からないはずだ、と変化の大きさを伝えた。とはいえ記事は、「そのすべてが日本由来ではないはず」だと主張、そのうちのどれほどが、和製中国語なのかについて分析している。

 例えば記事は、「化学」という単語は、日本由来と思われてきたが、実は最初に中国で作られた単語だと指摘。当初は中国ではあまり使われなかったものの、日本に入ってきて定着し、その後中国に「逆輸入」されたと紹介した。多くの中国人は和製日本語だと思っているが、古い英中辞典に載っているので最初は中国で作られた単語だと主張した。

 この場合は辞典に乗せられていたので確認できたものの、実際には日本と中国どちらが発祥の地なのか分からない場合も多いようだ。記事では、近代に使われるようになった単語すべてが和製漢語ではないと言いたいようだが、発祥の地にこだわる必要はないと感じる中国人は多いようだ。

 記事に対して寄せられたコメントを見ると、「言語というものは、借用し合うのが当然で、何も恥じることはない」、どちらが先かで「何も争うことはない」という意見があり、こだわらないとするユーザーが多いようだ。ただ、国土の小さな日本がこれだけの発展を見せたというのは、やはり「優秀な他人から学ぶ姿勢があったからではないか」と感心する人もいた。どの単語が和製漢語なのかを確認するよりも、日本のこうした姿勢から学ぶほうが建設的ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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