世界最大の輸入国である中国が「なぜ日本に天然ガスを輸出したのか」=中国

世界最大の輸入国である中国が「なぜ日本に天然ガスを輸出したのか」=中国

日本は原油の多くを中東から輸入しており、天然ガスはオーストラリアやマレーシア、カタールなどから輸入しているが、7月には中国から液化天然ガスを輸入した。日本が中国から天然ガスを輸入したのは今回が初めてだったという。(イメージ写真提供:123RF)

 日本は天然資源が不足している国であり、エネルギー資源のほぼすべてを輸入に頼っていると言っても過言ではない。エネルギー消費では世界4位の水準にありながらも、日本のエネルギー自給率はわずか8%にとどまっている。

 日本は原油の多くを中東から輸入しており、天然ガスはオーストラリアやマレーシア、カタールなどから輸入しているが、7月には中国から液化天然ガスを輸入した。日本が中国から天然ガスを輸入したのは今回が初めてだったという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国は世界最大の天然ガス輸入国であるとしながらも、その中国がなぜ日本に天然ガスを輸出しなければならなかったのかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国は近年、環境保護のために石炭から天然ガスの使用に切り替える動きを加速させており、天然ガスの輸入量が増加し続けていることを紹介。2018年には中国は9000万トンを超える天然ガスを輸入し、日本を抜いて「天然ガス輸入量で世界一」になったことを紹介した。

 それにもかかわらず、中国は7月に日本に対して7万トンを超える天然ガスを初めて輸出したと紹介し、中国が日本に天然ガスを輸出したという報道に対し、「多くの中国人が首をかしげた」と強調した。これについて、日本は中国から天然ガスを輸入することで「輸送コストを抑えることができ、輸送にかかる日数も少ないため、緊急の調達も容易」だからなのではないかと推測した。また、中国としては夏季は天然ガスの消費量が減少するため、輸出できるだけの余裕があったと主張し、こうした点が日本と中国の天然ガスにおける取引につながった可能性があると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)