中国人が不動産を奪い合っていた時に「日本人はノーベル賞を奪い合っていた」=中国

中国人が不動産を奪い合っていた時に「日本人はノーベル賞を奪い合っていた」=中国

中国メディアは、「恐ろしい日本人はどんな未来を描いているのか」と題し、これまで日本人を見誤っていたと伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の経済成長率は鈍化傾向にあるとはいえ、今なお日本を大きく上回る速度で成長中だ。そんな中国から見ると、日本は経済発展が長年止まった国に見えていたようだ。中国メディアの捜狐は11日、「恐ろしい日本人はどんな未来を描いているのか」と題し、これまで日本人を見誤っていたと伝える記事を掲載した。

 記事はまず、この20年ほど中国は表面的に日本のGDP成長率だけを見て、「日本経済は衰退した」と判断してきたと指摘。実際、バブル崩壊後の日本のGDPはほぼ横ばいが続いており、「失われた20年」と感じられたのも無理はない。日本を「見くびってきた」中国では、この間に不動産が大ブームとなり、不動産こそが将来への確実な投資とされてきた。

 では、日本は本当に20年も停滞していたのだろうか。記事は、日本は実はGDPに頼らず将来に投資してきたと指摘。日本は2000年から毎年約1人のペースでノーベル賞受賞者を輩出しており、米国に次ぐ「ノーベル賞大国」となっていたため、「中国人が不動産を奪い合っていた時に、日本人はノーベル賞を奪い合っていた!」と、投資の方向性が違っていたことを伝えている。

 それぞれが将来に投資したこの20年間で、日本と中国とではどのような違いが生じたのだろうか。記事は、中国が求めたのは不動産やインフラ整備、都市化だったが、日本は「世界一流の技術、社会保障制度」を求めたと指摘。その結果、国民の精神にも違いが出たと分析している。

 例えば、日本人には「匠の精神」がある一方で、中国人には「SNS思考」がすっかり定着したという。これは努力を惜しみ、手っ取り早く成果を期待する思考のことを指し、匠の精神とは真逆と言って良いだろう。

 日本と中国とでは、投資先も国民の思考も全く違っているようだ。日本の現在の投資も、ロボット技術で高齢化社会問題をカバーするという方向性で、「この投資は結果が期待できる」と先を見据える力のある日本を称賛している。中国では日本をよく「恐ろしい」と表現するが、将来への投資からも、日本の「恐ろしさ」を感じているようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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