中国の農家が日本に学ぶべき点は「こんなにあった!」=中国メディア

中国の農家が日本に学ぶべき点は「こんなにあった!」=中国メディア

中国メディアは、「日本の農業は手が込んでいる」と紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の農産物は安全でおいしいと評価が高い。政府は2019年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円に伸ばすという目標を掲げ、着実に輸出額を伸ばしている。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の農業は手が込んでいる」と紹介する記事を掲載した。中国の農業従事者が学ぶべき10の特徴があるという。

 記事はまず、日本の農業は手が込んでいるものの「条件的には不利」と指摘している。小さな島国で山が多いため耕作面積が少なく、人口密度も高い。ではなぜ農産物の輸出を増やすことができているのだろうか。記事は、日本の農業に見られる10の特徴について紹介した。

 その1つ目は、「力の入れかたが違う」と指摘。地域ごとに特色を出し、各農家も農作物の種類を絞ることで専門分野に特化することができている。この点、中国では高値で売れる作物があるとすぐに飛びつく傾向があるため、皆が同じ作物を作り、結果として価格が下がる傾向がある。

 2つ目として、「長期的な視野」があるので土地や環境の将来を考えていると感心し、3つ目には、「農作物以外からも収入を得る」独創性があると紹介。観光業との提携により収益を上げているという。4つ目には、「モノのインターネット」でコストと害虫を抑えていること、5つ目には、高齢化が進む農業に「ロボットを導入」していることを評価している。

 6つ目には、「美しい包装」で消費者の購買意欲を高めていること、7つ目には、「消費者との信頼関係」、8つ目は、「体験式農業」、9つ目は、「販売方法が多岐にわたる」こと、そして、最後には「規格化」を達成していることを伝えた。日本の農産物は値段が高いが、それは口当たり、甘さ、みずみずしさなど何かしら突出しているためだと称賛している。

 記事は結論として、日本の農業が中国と違うのは、「それぞれの農業経営者の考え方と気持ち」にあると分析している。日本の農産物は海外では高価ではあるが、輸出額が増加しているのは、それだけ海外で品質が認められているということだろう。環境や独創性、多岐にわたる販売方法など中国には無い点も多く、中国の農家も日本から学ぶことは多そうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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