京都のかやぶき集落を守るための防火設備が、すごかった!=中国メディア 

京都のかやぶき集落を守るための防火設備が、すごかった!=中国メディア 

中国メディアは、伝統家屋が並ぶ日本の地域が生み出したユニークかつ効果的な防火設備を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は17日、伝統家屋が並ぶ日本の地域が生み出したユニークかつ効果的な防火設備を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本ではしばしば人びとを驚かせる「ブラックテクノロジー」が発明されるとする一方で、日本の伝統建築を守るための技術というのは確かに中国よりもはるかに先を言っていると評価せざるを得ないとした。

 そのうえで、京都北部にある美山町の「かやぶきの里」に備え付けられている防火設備を紹介。江戸時代に建てられたというかやぶき屋根の民家が並ぶ集落では火災による延焼が最も恐れられており、実際に2000年には火災が発生して多くの家屋が損傷を受けたとしたうえで、現地の人びとが火災発生時に自動で水を噴射する放水銃を62基設置したと伝えた。

 そして、この放水銃は集落の環境を損ねないように通常は小さな木の小屋で覆われ現地の景観に融け込んでいるが、火災が起こると小屋が自動的に開いて放水銃が姿を見せ、一斉に放水を開始すると説明。それぞれの銃口は自動で回転するため、広い面積に放水して火の勢いを食い止めることができるとした。

 記事はさらに、この放水システムのメンテナンスと防火意識の向上のために毎年現地では2度予行演習が行われており、その壮観な放水の様子を一目見ようと多くの観光客が集まるようになったと紹介。「この伝統家屋の防火システムは、実用性があるだけでなく、現地を観光スポットにも変えたのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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