中国の子どもにとって苦痛の「食事の時間」、日本では「そうじゃなかった」=中国メディア

中国の子どもにとって苦痛の「食事の時間」、日本では「そうじゃなかった」=中国メディア

中国では、家族そろっての食事は子どもにとって苦痛になることが少なくないという。(イメージ写真提供:123RF)

 食事の時のマナーは国によって異なり、時代と共に変化もする場合もある。欧米では食事のときは家族で会話を楽しむのが昔からの習慣だが、昔の日本では食事中に会話をすることは「行儀が悪いこと」とされていた。とはいえ、最近ではそのような家庭はほとんどなくなったことだろう。

 一方の中国では、家族そろっての食事は子どもにとって苦痛になることが少なくないという。中国メディアの今日頭条は19日、日本では食事を利用して上手に子どもを教育していると紹介する記事を掲載した。

 記事によると、中国の家庭では食事時が「子どもを責める」時間になることが多いという。そのため、子どもにとっては親との食事がストレスとなり、食欲もなくなるほどだとしている。しかし、日本の家庭での食事は中国とは全く異なっており、子どもの成長を助ける良い場となっていると記事は紹介、4つの特徴があると伝えた。その1つが、「感謝の心を育てること」だ。食べ始める前に「いただきます」と言い、食べ終わったら「ごちそうさまでした」と必ず言うのは、食べ物を得るのは容易なことではないと教えることであり、感謝の心を学ばせていると称賛している。

 2つ目は、「子どもの想像力を育てていること」。食事を作るにも色や形に工夫を凝らし、食器や音楽まで気を配っていると紹介した。3つ目は、「エコ意識を育ませること」。日本人のエコ意識の高さは中国でも有名だが、記事は「このエコ意識は、『食事を残すことは、もったいないこと』という教えから来ている」と分析。また、食事後は子どもにも片づけを手伝わせ、ごみを細かく分別すると伝えた。

 4つ目は、「公平と競争の原則を教えること」。例えば、2人の子どもが食べ物を取り合おうとしたとき、上の子が下の子に譲るようにすることも、男の子が女の子に譲るようにすることもなく、「じゃんけんで決めさせる」と紹介。これは子どもに公平な競争を教える良い方法だと称賛している。

 日本では、多くの親が食事の機会も利用して子どもを上手に教えていると言えるだろう。中国では、食事時に過度に子どもを責める親がいる一方で、少数とはいえ小学生になっても親や祖父母にスプーンで口まで持って行って食べさせてもらう子どもいるほど、甘やかされて育つ傾向が強い。日本の食事時の教育からぜひとも多くを学んでもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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