中国人が抱く疑問、「日本人はどうして羊肉を食べないのか」=中国メディア

中国人が抱く疑問、「日本人はどうして羊肉を食べないのか」=中国メディア

中国では日本の美食に対する評価は高く、高級な神戸ビーフや庶民的なから揚げなども好評で、「日本の肉はおいしい」というイメージがついているようだ。しかし肉に関しては、日本人の好みと中国で多く消費されている肉には違いがあるらしい。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では日本の美食に対する評価は高く、高級な神戸ビーフや庶民的なから揚げなども好評で、「日本の肉はおいしい」というイメージがついているようだ。しかし、肉に関しては、日本人の好みと中国で多く消費されている肉には違いがあるらしい。中国メディアの今日頭条は24日、日本人は牛肉や鶏肉が好きなのに、どうして羊肉をあまり食べないのかと題する記事を掲載した。

 もっとも、日本でも全く羊肉が食されていないわけではない。例えば、北海道のジンギスカンは有名だ。しかし、中国人の羊肉の消費量の多さからすれば「日本人は羊を食べない」と思われても当然だろう。記事は、中国では冬になると羊肉の火鍋が定番になっていて、羊のスープは体を温めてくれると伝えた。

 また、日本では「羊羹さえベジタリアン仕様」と紹介しているが、中国から伝わってきた羊羹は、文字を見るとわかるようにもとはといえば羊の肉で煮たスープだったようだ。羊肉のスープが小豆で作った甘い和菓子に代わってしまったとなれば、中国人が驚くのも無理はない。

 ではなぜ「日本人は羊肉を食べない」のだろうか。記事はまず、羊を飼う場所がないと分析。国土の小さな日本では田んぼも作らなければならず、羊を飼うだけの十分な広さがないと指摘した。2つ目の理由には、「コストが高い」と推測。牛の方が利益を得やすく、肉が高く売れない羊を飼う人はいないのだと分析した。

 3つ目には、「味の好み」の問題で、元々羊肉を食べる習慣がなく、味の好みもさっぱりしたものが好きな日本人には受け付けなかったのだろうと伝えている。実際、子羊の肉であるラム肉はそれほどでもないが、大人の羊の肉であるマトンになると独特の臭みがあるため、好まない人は少なくないだろう。

 中国では、冬になると特に羊肉が食べたくなるものらしい。火鍋屋は一年中営業しているが、冬は毎日盛況となる。また、新疆名物の羊肉串も人気で、屋台の定番となっている。中国で本場の羊肉火鍋を堪能してみるのもいいかもしれないが、中国でいう羊肉とは実はほとんどがヤギ肉のことを指していることも知っておきたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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