環境保護意識の高い日本はごみ問題にどうやって取り組んでいるのか=中国メディア

環境保護意識の高い日本はごみ問題にどうやって取り組んでいるのか=中国メディア

中国メディアは、日本のごみリサイクルについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 ごみ処理の問題は世界的に深刻な問題となっている。海洋プラスチックごみが死んだウミガメの体内から見つかったり、奈良公園で死んだシカの胃からビニールが出てきたりと、ごみ問題が動物にも危害を与えているが、中国メディアの今日頭条は24日、日本のごみリサイクルについて紹介する記事を掲載した。

 日本のリサイクル率は世界的に見ても非常に高い。記事は、ペットボトルの回収が84.8%で世界一であると紹介。これは2017年のデータだが、欧州では41.8%、米国は20.9%に過ぎないことを考えると、かなりの高水準であることが分かる。記事の筆者は、これは日本の環境保護意識の高さゆえだと指摘。小さな国である日本では自然が少ないという危機意識から、早くから環境保護が意識されるようになったとしている。

 しかし、リサイクル率が高くてもごみの排出量が多ければどう処理するかが問題になってくる。記事は、中国が2017年から固形廃棄物の輸入を全面禁止したことに言及。これまで廃プラスチックや古紙など、再生利用できる廃棄物のかなりの部分を中国に輸出してきた日本では、この問題は深刻だ。

 記事は、これに対する日本の対策は、主に「プラスチックの生産を抑える」ことと「代替材料の研究開発」の2つだと紹介。ストローなどの使い捨てプラスチックの使用を減らし、自然に分解されやすい材料を取り入れるなどの取り組みが進められていると伝えた。

 リサイクル率が高くてエコ意識の高い日本について記事は、ごみを減らす方法を模索していることを高く評価している。だが、一方でごみの排出量を減らす努力を払う必要もあるだろう。実際、日本ではあと10年ほどで最終処分場が満杯になってしまうとの報道もあり、根本的な解決策が必要になりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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