北京は渋滞がひどいのに、人口密度が5倍の東京では渋滞しないのはなぜ? 

北京は渋滞がひどいのに、人口密度が5倍の東京では渋滞しないのはなぜ? 

中国メディアは、「東京の人口密度は北京の5倍で、自動車の数も多いのに、どうして北京のようなひどい渋滞が起こらないのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は26日、「東京の人口密度は北京の5倍で、自動車の数も多いのに、どうして北京のようなひどい渋滞が起こらないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、面積1万6400平方キロ、人口2000万人という北京市では著しい渋滞現象が多く見られるとする一方で、人口密度が北京の5倍、しかも1人あたりの自動車保有台数が北京の1.6倍という東京ではあまり渋滞が発生しないと紹介。「その理由はどこにあるのか」とした。

 そのうえで、東京もかつては北京同様ひどい交通渋滞に苛まれた時期があったとし、高度経済成長に伴って爆発的に自動車が増えていく中で東京の交通渋滞が社会問題になったと紹介。しかし1980年代以降は物流体制の改善による繁華街での渋滞解消が実現したほか、大型のイベントや工事が行われる際には渋滞の発生を最大限下げる取り組みが行われるようになり、深刻な渋滞が徐々に少なくなっていったと伝えている。

 また、交通渋滞を発生させる大きな要因の一つには、割込みなどマナーの悪い運転があると指摘。みんながルールを守り、他人に先を譲り、自らは割り込んだりしなければ、激しい渋滞は自ずと発生しなくなるのだとした。そして、東京の道が渋滞しにくいのも、多くの人が交通ルールを守っているからなのだと説明した。

 記事はさらに、日本では交通違反に対して厳しい罰則が設けられていることが多くの人に交通ルールを守らせ、それが渋滞のあまり起こらない環境づくりにつながっているのだと伝えた。

 来月22日に行われる天皇陛下の即位礼正殿の儀および即位祝賀パレードでは、都心で大々的な交通規制が行われることになっている。そして来年の東京五輪・パラリンピック開催期間中も大会運営をスムーズに行うための交通規制が実施される予定だ。東京の道路交通システムに対する海外での注目度も高まることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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