欧州はまるで日本サッカー界の「インキュベーター」のようだ=中国メディア 

欧州はまるで日本サッカー界の「インキュベーター」のようだ=中国メディア 

中国メディアは、「なぜ欧州は日本サッカーのインキュベーターを買って出るのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 「インキュベーター」とは起業家を支援し、育成する組織を意味す単語だが、中国メディアの今日頭条は26日、「なぜ欧州は日本サッカーのインキュベーターを買って出るのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、欧州リーグの2019年夏季移籍期間において複数の日本人サッカー選手がオランダとベルギーのサッカークラブに移籍したとし、これでオランダとベルギーのサッカークラブに所属する日本人選手は15人を超え、オランダとベルギー両リーグはいまや日本サッカーの「新しいインキュベーター」と見なされていると論じた。

 続けて、欧州リーグはこれまでずっと「ヨーロッパで戦力になるのは日本代表クラスの選手だけ」という「偏見」を抱いてきたと主張する一方、多くの日本人選手が欧州で良好なパフォーマンスを見せていることから、A代表に選ばれていなくても潜在力のある日本人選手は「使える」という考え方が欧州リーグに広まったと説明した。

 さらに記事は、ベルギー1部リーグ・オイペンに所属する豊川雄太選手を紹介。豊川選手は以前はJ2ファジアーノ岡山の選手であり、A代表に選出されたこともなかったとしながらも、欧州リーグ加盟後に抜群のパフォーマンスを見せていると紹介したほか、前シーズンは28試合で7ゴールという素晴らしい成績を残したと称賛した。

 豊川選手以外にも欧州で素晴らしいパフォーマンスを見せている日本人選手を複数紹介し、こうした選手たちの活躍が日本人選手の評価を高め、「日本人は非常に使える」ことを欧州リーグに認識させたと説明した。

 またJ2アビスパ福岡に所属していた富安健洋選手が欧州に移籍した当時、その市場価格はわずか35万ユーロ(約4230万円)だったが、その後の活躍によって現在は900万ユーロ(約10億8000万円)に達していると紹介。欧州のサッカークラブにとってこうした日本人選手にはビジネス面において圧倒的なコストパフォーマンスがあるとしたほか、日本人選手自身にも欧州でプレーすることは技術をレベルアップさせると同時に、収入の面において大きなメリットがあるのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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