中国人が日本で漢方薬を買い漁っている事実は「ショックだ」=中国メディア

中国人が日本で漢方薬を買い漁っている事実は「ショックだ」=中国メディア

中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を訪れる中国人の間で人気の品の1つが「漢方薬」であると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 漢方薬は言うまでもなく中国に起源を持つ薬だが、日本の漢方薬は伝来後に独自に発展を遂げたため、中国の漢方薬とは異なる存在となっている。日本の漢方薬は中国人旅行客の間でも人気となっているが、中国人旅行客が中国生まれのはずの漢方薬を日本で購入しているという現状について、中国人はどのように感じているのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を訪れる中国人の間で人気の品の1つが「漢方薬」であると紹介し、漢方薬には5000年の歴史があり、中国こそ漢方薬の起源を持つ国でありながら「中国人が日本で漢方薬を買い漁っている事実はショックという言葉以外の何物でもない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本の薬局チェーン店などでは「中国人客が漢方薬を争うように購入し、自分のためはもちろん、中国にいる友人や家族のためにお土産にしようとしている姿を見かけることができる」と伝えた。さらに、世界の漢方薬市場における中国のシェアはわずか2%ほどにすぎず、日本が世界で大きなシェアを獲得しているという事実は、中国側にとっては大きなショックであると論じた。

 続けて、中国のなかでも広西チワン族自治区には漢方薬の原料になる生薬が数多く存在するうえ、同自治区に住む少数民族に伝わる医薬の知識もほとんど有効活用できていない現状を紹介。中国人客が日本で漢方薬を爆買いしているという状況に対して、中国国内では「漢方薬という自国の貴重な資源を発展させていくべき」という声が高まりつつあることを強調した。

 中国でも日本と同じように薬局で手軽に漢方薬を購入できるほか、生薬を調合して処方してもらうこともできる。それでも中国人旅行客が日本で漢方薬を購入している背後には、日本メーカーが生産した薬ならば「安心して服用」できるという安心感があるのかもしれない。また、記事に寄せられたコメントを見てみると「子どもが咳に苦しんでいた際、病院で処方された薬を飲ませても効果が見られなかったが、別の病院で処方された日本の漢方薬を飲ませたらすぐに良くなった。日本の漢方薬のほうが中国の漢方薬より研究されていると言わざるを得ない」といった声が寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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