改めて驚きを禁じ得ない、日本の「災害防御施設」=中国メディア

改めて驚きを禁じ得ない、日本の「災害防御施設」=中国メディア

中国メディアは、首都圏外郭放水路を「驚くべき災害防御施設」として紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 各地に河川の氾濫や堤防の決壊をもたらした大型台風19号だが、警戒されていた東京では大規模な浸水は回避された。これには「まるで地下神殿」と評される春日部の「首都圏外郭放水路」などの治水施設が運用できたことが大きいだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、この首都圏外郭放水路を「驚くべき災害防御施設」として紹介する記事を掲載した。

 この「地下神殿」は、世界最大級の地下放水路となっている。近隣の5つの河川が基準以上に増水すると、江戸川に排出する仕組みになっている。今回改めてその効果のほどを実証したわけだが、記事は日本人の危機管理能力の強さを称賛している。これだけ巨大なインフラ設備の建設ともなれば、反対意見が出るのは当然だ。この「地下神殿」に関しても当初は反対もあったものの、建設したおかげで「生命や財産の損失を最小限に食い止められた」と紹介。すべてオートメーション化された管理を「世界最強」と評し、「日本人の頑固なまでの細部にわたる追求」が感じられると伝えている。

 記事がこの「地下神殿」を手放しで絶賛しているのは、その成果もさることながら、中国との極端な差を痛感したためでもあるだろう。中国では、これほどの規模の台風でなくても、大雨が降るたびに道路が冠水するのは日常の光景となっている。ネットユーザーからも、中国の排水システムについて「修理してばかりいるが効果が見られない」、「数年に一度は修理し、10年に一度大規模に修理する」、「配水管が直径60センチか70センチしかない」など、批判的なコメントが多く寄せられた。

 中国の都市は一見すると非常に発展していて華やかに見えるが、日本のように普段は見えないところまで整備が行き届いていないのが現状だ。こういう点では、中国は日本から学ぶべきではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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