日本の農業は「簡単に儲かりそう」? 実際に挑戦した中国人の声=中国メディア

日本の農業は「簡単に儲かりそう」? 実際に挑戦した中国人の声=中国メディア

中国人にとって、日本で農業をすることは「天国」とさえ言われているようだが、実際のところどうなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では農業の人材不足が深刻で、今では外国人技能実習生など外国人労働者がいなければ成り立たなくなっている地域もあるほどだ。中国人にとって、日本で農業をすることは「天国」とさえ言われているようだが、実際のところどうなのだろうか。中国メディアの今日頭条は9日、日本の農業は「高収入で中国人労働者の天国なのか」と題する記事を掲載した。

 記事の筆者は、実習制度の関係者で、定期的に行われる交流会に参加するため日本を訪問したそうだ。そこで、日本で農業をしている王さんという中国人男性に出会い、「日本で農業をするということ」について理解を深めたそうだ。

 王さんは当初、日本に来てから中華料理店で働いていたが、単調な生活が嫌になり、「簡単に儲かりそう」という理由で農業を始めたという。日本では野菜が高く売られているのを見てそう思ったようだ。それだけの理由で、経験のない事業を始める無謀な人は日本ではあまりいないが、中国では至極まっとうな理由である。王さんにとって、農業は「見よう見まねで体力さえあればだれにでもできる簡単な仕事」に見えたそうで、農業離れが進む日本では土地が安く、敷居も低いと感じたようである。

 王さんの話によると、中国人にとって日本の農業は「天国」ばかりでもないが悪くもないようだ。最初のうちは赤字が続き、簡単だと思っていた農業も「真剣にやろうと思うと難しい」ことが分かり、体力的にも雇われていた時より大変だったという。

 しかし、周りの中国人仲間や農協が助けてくれたと紹介。農協のおかげで「作るほうに専念できる」のは日本の良さだと伝えている。結局、「天国」になるかどうかは各自にかかっていると言えるだろう。王さんの場合、人にも資金繰りにも恵まれたので良かったものの、「儲かりそうだから」という安易な動機では成功するとは限らない。とはいえ、日本での農業は中国よりもずっと収入が高く、恵まれた環境のようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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