日本だって「一夜にしてモラルが確立されたわけではない」、わが国だっていずれは・・・=中国

日本だって「一夜にしてモラルが確立されたわけではない」、わが国だっていずれは・・・=中国

中国メディアは、「日本は昔からずっと清潔な国だったのか」と問いかけ、日本が現在のように環境保護意識の高い国となるまでの歩みについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本を訪れた中国人が口を揃えて称賛することの1つに「清潔さ」を挙げることができる。中国人たちは日本の道路にはほとんどごみが落ちておらず、空気もきれいであることに感銘を受けているようだがが、日本もかつては大気汚染などの環境問題に悩まされていたことは中国人には余り知られていないようだ。

 中国メディアの今日頭条は20日、「日本は昔からずっと清潔な国だったのか」と問いかけ、日本が現在のように環境保護意識の高い国となるまでの歩みについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本を訪れる中国人観光客は誰もが日本の清潔さや秩序を称賛するとしながらも、それは「日本人のモラルの高さ」が関係していると指摘。日本の街頭にはごみ箱がほとんど設置されていないにもかかわらず、まったくといって良いほど「ごみが散乱していない」のは、日本人が環境美化の意識を持っているからであると主張した。

 しかし、日本の歩みを振り返ると「一夜にして現在のようなモラルが確立されたわけではないことが分かる」と主張。日本が高度経済成長期に突入したばかりの頃、「経済は一気に飛躍を遂げたが、当時の日本は決して現在のように清潔な国ではなかった」と主張し、当時の日本人はごみのポイ捨てをなんとも思っておらず、「川はゴミで溢れかえって異臭を放ち、道端で痰や唾を吐いたり、煙草の吸い殻を捨てたりする人は多かった」と主張したほか、今でこそ称賛を集める「公衆トイレ」も劣悪であったと論じた。

 また、工業地帯で排出される有害な排出物によって大気汚染は深刻化し、各地で公害が発生し、大きな社会問題となった過去を持つと紹介。かつての日本は現在の中国の様子と類似していたのだとし、「ほとんどの国は経済発展を遂げる際、環境に対する配慮をおろそかにした歴史を持っている」と訴え、「現在の中国にとって環境破壊は依然として大きな問題ではあるものの、時間をかけて努力すれば、日本のように清潔な国に生まれ変わることは十分に可能だ」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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