日中韓にある高速鉄道、日本こそ「世界で初めて高速鉄道の商業化に成功した国」=中国

日中韓にある高速鉄道、日本こそ「世界で初めて高速鉄道の商業化に成功した国」=中国

中国メディアは、日本・中国・韓国それぞれの国における「高速鉄道の発展史」を紹介する記事を掲載し、日本は世界で初めて高速鉄道の商業化に成功した国であることを指摘した。(イメージ写真提供:123RF)

 交通の発達は人々の活動範囲を広げ、また経済活動の発達を促進する。中国が高速鉄道網の拡大を積極的に行っているのも、各都市を高速鉄道で結ぶことで経済発展を推進する狙いがある。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本・中国・韓国それぞれの国における「高速鉄道の発展史」を紹介する記事を掲載し、日本は世界で初めて高速鉄道の商業化に成功した国であることを指摘した。

 記事は、日本は1930年代には従来の鉄道よりも高速での走行が可能な、高速鉄道と呼ぶべき鉄道の建設計画を有していたことを紹介。1940年には東京ー下関間にて着工するも戦争の影響で計画は停止したと伝えた。この通称「弾丸列車計画」は頓挫に終わったものの、1959年には現在の東海道新幹線建設に着手し、1964年に正式に開通したと指摘し、これこそが「世界で初めて商業化された高速鉄道」だったと紹介した。

 また日本の後にはフランスやドイツでも高速鉄道が完成したとし、フランスの技術を導入して完成したのが韓国の高速鉄道KTXであると紹介。1994年に建設が始まり、2004年4月に正式に開通したKTXはフランスの高速鉄道TGV−A型を採用していると伝え、韓国の高速鉄道にはKTX−1とKTX−山川の2種があり、KTX−山川のほとんどの部品は国産化されており、設計最高速度は時速350kmだと紹介した。

 さらに記事は、中国について「1993年当時における中国の鉄道の平均速度はわずか時速48kmだった」と紹介。その後、1997年から2004年までに5度に及ぶ大規模な高速化プロジェクトが実行され、07年に6度目の大規模高速化プロジェクトが実行され、この時にCRHが登場したと説明。CRHにはCRH1、CRH2、CRH3、CRH5の4種があり、CRH1はボンバルディアの技術、CRH2は日本企業の技術、CRH3はシーメンスの技術、CRH5はアルストムの技術をそれぞれ採用したと伝え、中国高速鉄道はこうした技術を消化・吸収のうえ再構築して誕生したのだと主張した。

 記事は世界における高速鉄道の商業化は「日本が始まり」であったことを紹介、また中国高速鉄道の揺籃期には日本の技術が採用されたことに言及しているが、交通の発達は経済活動の発展を促進するという点を含めて考えると、日本の新幹線は日本の経済活動のみならず、世界経済の発展にも大きな影響を与えてきたと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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