日本の薬剤師が、「うっかりドーピング違反」体験ゲームを開発=中国メディア

日本の薬剤師が、「うっかりドーピング違反」体験ゲームを開発=中国メディア

中国メディアは、日本の薬剤師がアスリートの薬物問題を防ぐためのカードゲームを開発したことを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 来年の東京五輪・パラリンピックに向けて国内外で各種目の代表選手が決まり始めるなか、世界反ドーピング機関(WADA)がロシア選手団に対し、組織的なドーピング問題を理由として同大会への出場認めない裁定を下したことが注目された。

 中国メディア・北青網は14日、日本の薬剤師がアスリートの薬物問題を防ぐためのカードゲームを開発したことを紹介する記事を掲載した。

 記事は、ドーピング防止に関する専門知識を持つ薬剤師の清水雅之さんが、薬物を使用する前に専門家に相談する重要性をアスリートに呼びかける目的で、「ドーピングガーディアン」というカードゲームを開発したことを紹介。すでに日本のスポーツ教育機関の中で使用されていると伝えた。

 開発の背景として、2012年より日本アンチ・ドーピング機構の認定薬剤師として学生やアスリートに興奮剤の問題や関連法規についてレクチャーを行っている清水さんが、専門用語の多さからなかなか理解してもらえないと感じたこと、禁止物質を含む可能性がある薬やサプリメントを服用してから相談に来るケースが多いと感じたことがあるとした。

 そして、昨年4月にゲームを発表して以降、日本各地の医療・保健サービス関係者やスポーツ指導者等に対してゲームのレクチャーを行ってきたと紹介している。

 意図的な禁止薬物摂取は論外だが、「成分が入っていると知らずにうっかり飲んでしまった」ことでドーピング検査に引っ掛かるケースが少なくないようだ。一流のアスリートには、競技自体の能力だけでなく、高い自己管理力も求められると言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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