「電線」が美観を損ねる日本、中国ネット「地震大国で地中化は無理か?」=中国

「電線」が美観を損ねる日本、中国ネット「地震大国で地中化は無理か?」=中国

中国メディアは、「日本は先進国なのになぜ電線が出ているのか」と題する記事を掲載した。日本が遅れているのか、それとも先進国だからこそ古いものが好きなのかという疑問について分析している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本はごみが落ちていないほど清潔な国ではあるが、「電線」が見えるのが美観を損ねるという人もいるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は先進国なのになぜ電線が出ているのか」と題する記事を掲載した。日本が遅れているのか、それとも先進国だからこそ古いものが好きなのかという疑問について分析している。

 記事の中国人筆者は旅行が好きなようで、いろいろな国を訪問しているようだが、日本を訪問した時に違和感があったと伝えている。アジア屈指の先進国である日本で、電線のほとんどが地中化されていないからだ。しかも何十年も昔の電柱や電線が使われているようだとその古びた感じに驚いている。

 電線の地中化が進んでいる北京や上海など比べ、日本は先進国ではないかのようだと感じたそうだが、何もかも真新しく、設備も最新で高いビルがそびえていることが発展の象徴という感覚の中国人がそう感じるのも当然なのかもしれない。これは日本が「遅れている」ということなのだろうか、それとも「古いものが好き」だからなのだろうか。

 記事は、日本では電線が地上にあることについて、地震の多い国であることや、人口が密集していて地下に埋めてしまうと修理が大変になることが考えられると分析。「古いものが好き」というより、合理的であるためだと言えるだろう。

 日本はほかの国と比べても、電線の地中化が進んでいないのは事実だが、先進国なら、電柱や電線が地下に埋められていて当然というわけでもない。記事は、米国も電線が目立ち、しかも木製の電柱が多くて驚いたと紹介している。

 この記事に対して、電線や電柱が多く残る日本に好意的なコメントが多く寄せられた。「地震大国で地下に埋められるわけがない」と理解を示す人や、その道理で言えば「広い道路と高いビル」のある中国は先進国になっているべき、「高いビルは見た目が良いだけで先進国の証ではない」など、見える部分ばかり気にする中国を批判する意見も多かった。さらには、中国は道路を掘り返してばかりいると不満を示し、地中化は良いことばかりではないとの指摘もあった。

 電線の地中化にはメリットとデメリットの両方があり、賛否両論別れている問題だ。日本では当面、現状が続くのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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