新型肺炎に日本人の反応は「二極化」、でも「感謝している」=中国メディア

新型肺炎に日本人の反応は「二極化」、でも「感謝している」=中国メディア

中国メディアは、新型コロナウイルスが発生した中国に対して日本人の反応が二極化していると紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス。中国では遅きに失した感があるものの、今では感染拡大を防ぐために武漢市の閉鎖や旧正月休みの延長、公共の場所でのマスク着用義務化などの政策を次々と実行し、国民にも外出をなるべく控えるように呼び掛けている。国民もまた、ウイルスに対する恐怖もあり、基本的に政府の指示に従っているようだ。

 そんな中国からすると、日本の新型コロナウイルスに対する日本政府の対応に、日本国民がそれほど協力的ではないと映るようだ。中国メディアの今日頭条は3日、新型コロナウイルスが発生した中国に対して日本人の反応が二極化していると紹介する記事を掲載した。

 記事は、武漢に取り残された日本人をチャーター機で帰国させた際、2人が検査を拒否して自宅に帰ったことを紹介。政府の方針に非協力的であったことに驚いたようだが、この2人については後に検査を行ったとはいえ多くの日本人も驚いたことだろう。

 そのうえで記事は、新型コロナウイルスの感染拡大で日本人のなかには中国に対する厳しい見方をする人がいると指摘。日本政府の対応の遅さを批判する声や、「中国人の入店禁止」とした店も出るなどの反応を示す人もいると紹介した。中国人に対する誹謗中傷が増えてきているため、厚生労働省が「人が悪いわけではなく、ウイルスが悪い」と言わざるを得ない状況にまでなったと伝えた。

 一方で、日本国内では武漢をはじめとする中国への応援が広く行われたとも紹介している。ある民間企業はマスク100万枚を送ったほか、多くの地方都市が中国の友好都市へマスクなどを寄付したことを指摘した。また、外務省も全力で中国を援助すると表明しており、街では多くの店で「武漢頑張れ」の文字が掲げられ、マスクを無料で配布する店もあったと多くの写真を掲載しながら感謝を表明している。

 記事は、一部には政府の対応に対する不満などから差別的な反応もあるものの、人道的な支援と応援は「日本が友人として対応してくれた」証だと重ねて感謝を示している。日本国内にもいろいろな考え方があるとはいえ、日本の支援が多くの中国人に感動を与えているというのはうれしいことではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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