実権を持たない現代日本の天皇、毎日をどうやって過ごしている?=中国メディア 

実権を持たない現代日本の天皇、毎日をどうやって過ごしている?=中国メディア 

中国メディアは「実権を持たない今の日本の天皇は、毎日どうやって過ごしているのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 昨年5月に天皇陛下が即位されてから9カ月が経過した。今月23日には令和になって初めての天皇誕生を迎える。中国メディア・東方網は6日、「実権を持たない今の日本の天皇は、毎日どうやって過ごしているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、歴史の発展に伴い多くの国でさまざまな改革が行われ、多くの古い制度が廃止され姿を消してきたとし、中国では皇帝をトップとする封建制度が歴史の遺物になったと紹介した。そのうえで、海外では古くからの制度を現在に残している国もあり、その例が英国や日本などに残る皇室の制度だとしている。

 一方で、現代における日本の天皇制では天皇に実権は与えられていないと説明し、「それでは天皇は毎日どのように過ごしているのだろうか」と疑問を提起。外部の人から見ると、ロイヤルファミリーは非常に華やかで、権力の最高峰という印象を抱きがちだが、実際のところ天皇をはじめとする日本の皇族には何の特権もなく、むしろいたるところで様々な制約を受けているのだと伝えた。

 そして、天皇の日常的な仕事として、大量の文書に署名を行うことがあると紹介。「自身にとって有利、不利を問わず、全て署名をする必要がある。言ってしまえば、感情のない機械のようである。天皇には署名をする責任こそあれ、決定権は持っていないのである」と説明した。

 また、天皇は外交面での任務もになっており、外国の賓客をもてなしたり、宴席に出席したりすると紹介。「天皇は日本の皇室を代表しているゆえ、その服装や行動には多くの制約が存在する。そして、本人の出たい出たくないという意思に関係なく、出席しなければいけないのだ」としている。

 記事は最後に「天皇は悠々とした生活をしていると思っている人が多いが、実際のところは、やりたくなかったとしても毎日多くのことをやらなければならないのである」と結んだ。

 記事が紹介した天皇の生活について、中国のネットユーザーの間では「やってみたい」という声と、「非常につまらない生活だと思う。まるで操り人形のようではないか」といった意見に分かれているようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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