中国のランナーは、マラソン大会出場を自粛して日本の善意に答えるべき=中国メディア

中国のランナーは、マラソン大会出場を自粛して日本の善意に答えるべき=中国メディア

中国メディアは、日本国内のマラソン大会で中国からの参加者に自粛を求めていることについて「中国のランナーは参加を見合わせ、日本側の善意に答えるべき」とする文章を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・網易体育は9日、日本国内のマラソン大会で中国からの参加者に自粛を求めていることについて「中国のランナーは参加を見合わせ、日本側の善意に答えるべき」とする文章を掲載した。

 文章は、3月1日に開催予定で多くの中国人ランナーもエントリーしている東京マラソンについて、今月7日に小池百合子東京都知事が中国からやってくるランナーに参加自粛を呼びかけるとともに、自粛したランナーに対しては来年の東京マラソン出場権を付与する意向を示したと紹介。また、16日の京都マラソンについても、大会組織委員会が今年の参加を断念した中国のランナーに対して、来年の出場権を付与する旨の電子メールを送ったことを伝えた。

 そのうえで、日本の大型マラソン大会運営者の姿勢について「理解できる」とし、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、特に日本は中国に次いで多くの感染者が確認されていることから「日本側の態度は、感染の抑止のために必要な技術的手段を講じたに過ぎない」との見解を示している。

 また、湖北省武漢市を中心とする中国国内での感染拡大に対し、日本から「まるで血のつながりがある家族のような支援が寄せられた」と伝え、日本から多くのマスクや防護服が送られて来るとともに、その包装箱には「中国がんばれ」、「武漢がんばれ」と書かれていたことで、多くの中国人が感動したことを紹介。また、日本の一部学校では武漢について「子どもが悪意ある評価をしない」よう配慮を求める保護者宛ての通知が配布されたとし、今回の騒動で「十分に日本社会の善意、社会モラルが表された」と説明した。

 そして、中国で繰り広げられているウイルスとの戦いでは、各地の社会ガバナンスが試されていると同時に、市民のモラルや道徳という点でも大きな試練がもたらされているとし、少なくとも4月までは日本や近隣諸国で開催されるマラソン大会への参加を自発的に見合わせるべきだとの考えを表明。「そうすることにより、中国人ランナーはより多くのリスペクトを得られるはずである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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