日本の子育ては「子どもに苦労させる無情な教育」、だから素晴らしい=中国

日本の子育ては「子どもに苦労させる無情な教育」、だから素晴らしい=中国

中国メディアは、「無情な日本の教育」を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の子どもたちの自立ぶりは、子どもを持つ中国の親らを感心させている。日本の親はいかにして親に過度に依存せず自立した子ども育てているのだろうか。中国メディアの今日頭条は13日、「無情な日本の教育」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の子育てについて、中国とは価値観が根本的に違うと紹介。中国では3世代が共に暮らす家庭が多く、子育ては祖父母がしてくれて、出産後には家政婦を雇う人も多いが、日本は考え方が西洋に近いので「親だけで子育てする」覚悟があると伝えた。

 そんな日本の親は、子どもが2、3歳のころから「自立心」を培うように育てると紹介。自分で道路を渡ることや、自分の部屋を片付け、荷物は自分で持つことを学び、6歳前後で基本的に親が心配いらなくなるほどかなりのことができるようになると伝えた。記事はこれを、心を鬼にして子どもに苦労を学ばせる「無情な教育」と表現している。

 記事は、日本の家庭では子ども自身のことは自分でやらせ、外では公共の乗り物に乗っても当然のように子どもに席を譲るようなことはしないと指摘。子どもと高齢者を優先的に座らせる中国とは対照的だと比較した。中国人からすると日本の子育て方法は「子どもに無情」ということになるようだ。

 また、学校へは自分の足で登下校させ、荷物は自分で持たせると記事は紹介。教室は質素で「何もなく」、良い学校とは最先端の科学技術を駆使した設備があるものという中国の保護者の固定概念が覆らされると驚いている。他にも、給食は自分たちで配膳して片づけて、牛乳パックは洗って広げて干すことまでさせて、運動会は全員参加、放課後には部活動で体を動かし、学校菜園の世話をさせ、幼稚園のうちからマナーを教える、と数々の「無情」ぶりを紹介している。

 記事はたびたび「無情」という言葉で日本の教育を表現しているものの、明らかに肯定的に捉えている。「大きくなってからこういう良い習慣を身に着けようと思っても難しい」と、心を鬼にして子どもに苦労をさせる日本の親の教育方針を称賛している。ただ、中国では子どもを甘やかす教育が浸透しており、日本のような「無情な」教育を実践するのは難しいことだろう。やはり中国人には日本の教育は「無情な教育」としか映らないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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