新型コロナの影響はベトナムが最大、日本も実体経済に大きな打撃か=中国メディア

新型コロナの影響はベトナムが最大、日本も実体経済に大きな打撃か=中国メディア

中国メディアは、中国は世界のサプライチェーンに大きな影響力を持つ国であり、新型コロナウイルスの感染拡大によって中国国内での生産が不安定になることで世界中の国が大きな打撃を受けると指摘し、「最大の打撃を受ける国はベトナムだが、日本も大きな影響を受けるだろう」と指摘する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID−19)の影響により、中国国内では多くの工場が生産停止に追い込まれた。徐々に生産を再開する企業が増えているものの、新型コロナウイルスという不確実性が世界経済にもたらす影響は極めて大きいと言えるだろう。

 中国メディアの金融界は17日、中国は世界のサプライチェーンに大きな影響力を持つ国であり、新型コロナウイルスの感染拡大によって中国国内での生産が不安定になることで世界中の国が大きな打撃を受けると指摘し、「最大の打撃を受ける国はベトナムだが、日本も大きな影響を受けるだろう」と指摘する記事を掲載した。

 記事は、世界各国の中国への依存度は高まる一方であり、多くの国が中国から中間品を輸入する構造になっていたと指摘し、その中国で工場が生産停止に追い込まれたり、計画どおりの生産ができないなどの問題が生じれば、世界経済に及ぼす影響は甚大なものになると指摘した。

 そして、新型コロナウイルスの影響によって中国の製造業全体で生産量が20%減少した場合、アジアでGDP成長率に最も大きな打撃を受けるのはベトナムとなる可能性が高いと指摘。ベトナムの2019年の経済成長率は7%を超えていたが、ベトナムの製造業は中国のサプライチェーンに対する依存度が高いため、大きな影響を受けることになるだろうと指摘したほか、シンガポールやマレーシア、台湾やタイに対する影響も小さくないと強調した。

 一方、「日本はもともと経済成長率が低いため、「経済成長率に対する影響」という観点では、日本はベトナムをはじめとする国ほどの影響はないとしながらも、日本は中国国内で生産される電子機器や自動車、機械などへの依存度が低くないため、実体経済には大きな打撃を受けることになるだろうと強調。新型コロナウイルスがアジアのみならず、世界経済に与える打撃は過小評価できないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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