日本の中小企業は「中国人の想像を超える技術力を秘めていた」=中国メディア

日本の中小企業は「中国人の想像を超える技術力を秘めていた」=中国メディア

中国メディアは、宇宙に挑戦する日本の中小企業について紹介する記事を掲載し、日本の中小企業の実力は「軽視できない」と説明した。(イメージ写真提供:123RF)

 大きな可能性を秘めた「宇宙ビジネス」だが、日本では複数の中小企業も宇宙ビジネスに参入している。中国メディアの今日頭条は17日付で、宇宙に挑戦する日本の中小企業について紹介する記事を掲載し、日本の中小企業の実力は「軽視できない」と説明した。

 記事は、日本の中小企業が共同で開発した「小型SAR衛星」の打ち上げが2019年末に成功したことを紹介。SAR衛星は合成開口レーダーを用いて地表を観測する衛星だが、光学センサーを搭載した衛星にはできない悪天候や夜間での観測が可能であり、ビッグデータとして扱うための十分な量の画像が確保できるメリットがある。

 日本初のSAR衛星は1992年に宇宙開発事業団によって打ち上げられているが、宇宙ビジネスの発展に必然的に求められる低コスト化という課題に取り組み、その結果として「小型化された」SAR衛星の打ち上げ成功は今回が日本初になる。

 この小型SAR衛星の開発に参与した日本のある中小企業は衛星の最重要パーツの1つであるアンテナを担当、アンテナの傘の骨部の材料に安価な板バネを採用し、火薬や電動モーターを使わずに「バネの力」でアンテナを展開することにより軽量化を実現したと紹介した。

 また衛星の大きさは打ち上げコストに直接影響するが、この板バネを衛星に巻き付けることにより驚くほどコンパクトに収納でき、ロケット打ち上げ時の費用を抑えることができたと説明。打ち上げ後、宇宙でこのアンテナの展開に成功したことも紹介した。

 結論として記事は、名の知れた日本の大企業の技術は実は名の知られていない無数の中小企業の技術により支えられていると説明。中国からは目に見えない日本の無数の中小企業は、中国人の想像を超える技術力を秘めていると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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