新型コロナへの日本の対応、中国人が「なんかおかしい」と感じる点=中国メディア

新型コロナへの日本の対応、中国人が「なんかおかしい」と感じる点=中国メディア

中国メディアは、新型コロナウイルスへの日本の対応でおかしく思える点について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大をめぐって、国内からも批判や疑念の声が多く出ているが、海外メディアも日本批判を強めている。中国メディアの今日頭条は24日、新型コロナウイルスへの日本の対応でおかしく思える点について紹介する記事を掲載した。

 その1つが、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染をめぐる対応だ。記事は、実際に乗船した専門家が、レッドゾーンとそうでないグリーンゾーンの区分が不完全であり、感染症の専門家が常駐しておらず、データも一部が不備であったと問題点を指摘したことを紹介。下船した乗客は、外国の乗客は下船後もさらに2週間の隔離とした国が多かったのに対し、日本人の乗客はその場で解散し公共の交通機関で帰宅したことを問題視している。

 また、2月21日に行われたJリーグの開幕戦では、1万3000人もの人がスタジアムに集まり観戦したと紹介。その多くがマスクをしてはいたものの、記事は「マスクをするということはこの疫病の恐さを知っているということだ。そうであるならば、なぜテレビ観戦に変えなかったのか」と疑問を呈した。

 さらに記事は、東京五輪大会組織委員会の森喜朗会長が、「私はマスクをしないで最後まで頑張る」と発言したことや、加藤勝信厚労相がNHKで「咳エチケット」を呼び掛けたものの、自身はマスクを着用せず、さらに咳をした際に手でふさいでいて、テレビで悪い模範となっていたと紹介した。

 日本の感染者数は増えてはいるが「急増」とまではいかない状況であることについて記事は、「検査できないから大幅に増えないだけ」と分析。新型コロナウイルスの検査を受けられる人の基準が厳しく、実際に検査を希望しても拒否される人が少なくないと指摘した。

 そのうえで、感染した50代男性の例を紹介。発症して4日後には意識障害があったにもかかわらず、その翌日には出勤しており、「日本では病気のまま出勤する人が少なくない」と伝えた。最後に記事は、「日本はオリンピックを開催したいのであれば、さらなる措置をとるべきだ」と結んでいる。

 中国の初期の対応については批判も多くあったが、現在の日本の対応を見ていると人のことを言えない状況だ。日本政府が迅速かつ効果的な対応を取ることを望むが、それが期待できない今、自己防衛をするほかはないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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