民度の高い日本人でも買い占めするのか「疫病はさすがに怖いようだ」=中国メディア

民度の高い日本人でも買い占めするのか「疫病はさすがに怖いようだ」=中国メディア

中国メディアは、これまで民度の高さを見せてきた日本人でも、疫病を前にするとさすがに怖いようだと題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぐため、政府は全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請した。そんななか、日本ではマスクに続いてトイレットペーパーが小売店から姿を消す事態となった。

 デマが原因だったようだが、実際にティッシュペーパーやトイレットペーパーはどこも品薄になっているようで、この光景にオイルショックを思い出した人も少なくないだろう。そしてこの買い占め騒動には中国人も驚いたようだ。中国メディアの新浪網は2月29日、これまで民度の高さを見せてきた日本人でも、疫病を前にするとさすがに怖いようだと題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国で新型コロナウイルスの感染が広まっている間、日本は落ち着いて中国を支援してくれた、と冷静さを称賛。日本ではマスクの着用率も低く、「そんなに自分の免疫力に自信があるのか、政府への信用が厚いのか」不思議なほどだったという。記事はこれを「日本人の民度の高さ」の表れと分析している。

 だからこそ、日本で突然「トイレットペーパーが市場から姿を消す」事態になったことに非常に驚いたようだ。トイレットペーパーは香港でも店の棚から消えたが、日本でも同じ状況となったことに、日本人自身も驚いているのではないだろうか。

 日本家庭紙工業会によると、日本の市場に流通しているおよそ97%のトイレットペーパーは国内産だという。「日本で売られているもののほとんどが中国製」というのはデマで、在庫にもかなり余裕があるようだ。また、マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られているという情報も買い占めに拍車をかけたようだが、それもデマだった。

 記事は、民度の高い日本で買い占め騒動が起きたことに驚きを示しつつ、「日本人には冷静になってもらいたいものだ」と締めくくった。中国でも品物は違うとはいえ、伝統薬の「双黄連」が効くというデマで薬局から一夜にして無くなった。デマは場所を問わず恐ろしいものであり、新型コロナウイルスに対しては、正しい知識で冷静に対応していきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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