中国と違って「傍若無人な子ども」がいない日本、一体どうして? =中国メディア

中国と違って「傍若無人な子ども」がいない日本、一体どうして? =中国メディア

中国メディアは、日本で「熊孩子」が少ない理由を分析する記事を掲載し、「日本の教育は我が国が参考とするに値する」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 「親の顔が見てみたい」、あるいは「この親にしてこの子あり」といった言葉が示すとおり、子が親の性質を良くも悪くも受け継ぐケースは少なくない。中国でも親の立場にある人たちは子どもの教育に大きな関心を抱いているが、日本には中国で「熊孩子(ションハイズ)」と呼ばれる「わがままで大人の手に負えない子ども」がほとんどいないことに多くの中国人は感心するという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で「熊孩子」が少ない理由を分析する記事を掲載し、「日本の教育は我が国が参考とするに値する」と伝えた。

 中国では以前、公共交通機関の車内で男性客が子どもを持ち上げて地面に叩きつけるという事件が起きたことがある。普通に考えれば、男性客は激しく批判されて然るべき事件だが、この時は男性の対応に一部で「賛同の声」が上がった。なぜなら、地面に叩きつけられた子どもはまさに「熊孩子」で、赤の他人である男性客に対し、蹴るなどのちょっかいを出していたからだ。

 中国にはこのような傍若無人な「熊孩子」が少なくないのだが、記事は「中国では家庭内のみならず、公共の場所においてもわがままに振舞って、大人の手に負えない子どもが多い」と紹介し、親や保護者の教育やしつけが非常に大切なのに、中国では「まだ子どもだから厳しすぎるしつけは必要ない」と口にする親や保護者は多いと論じた。

 一方、日本では傍若無人な振る舞いを見せる「熊孩子」は非常に少ないと指摘し、その理由を分析。日本社会では「自分の子どもでなくても叱る人がいる」と伝え、親が家庭内で子どもをしつけることはもちろん、子どものしつけはすべての大人の責任と考えられていると紹介。その証拠として、日本のある雑誌が422人の男女を対象にした調査では、86.5%もの親が「他人の子どもでも叱る」と答え、72.3%の人が「実際に叱ったことがある」と回答していると伝えた。

 さらに、日本では「各家庭で他人に迷惑を掛けないよう教えられる」ことや「子どもの態度によって、その子の家庭がどのような家庭なのかまで判断される傾向にある」ことが、日本で「熊孩子」が少ない理由となっていると論じた。結論として記事は、「生まれつき行儀の良い子どももいなければ、生まれつきの熊孩子もいない」と強調し、熊孩子は「中国人の教育」が生み出した存在なのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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