なぜ中国人は日系車やドイツ車を買い、中国車を買わないのか=中国メディア

なぜ中国人は日系車やドイツ車を買い、中国車を買わないのか=中国メディア

中国メディアは、なぜ中国人は中国車を買わないのか、その理由について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 2019年、通年で8.2%減と全体的には振るわなかった中国自動車市場で、日系車は好調な売り上げを見せた。中国では、国産車に対して優遇措置を取っているものの、プラス成長をとなったのは日系とドイツ系だけで、やはり中国では中国車よりも海外メーカーの車が人気だ。中国メディアの新浪汽車は1日、なぜ中国人は中国車を買わないのか、その理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の自動車メーカーについて、優れた企業がたくさんあり海外での販売台数も非常に多く、自国民に認められているのは当然であると称賛。海外メーカーの自動車を買いたがる中国人とは違うが、なぜ中国人には国産車が不人気なのだろうか。記事は、考えられる理由は3つあると分析している。

 その1つは「時間」だ。日系とドイツ系にシェアを奪われているなかで、後発の中国メーカーは不利であると指摘。日系車は燃費が良くて丈夫、ドイツ系はボディが厚くて頑丈というイメージが定着しており、「故障の多い中国車よりも選ばれて当然だ」としている。

 2つ目は「技術」だ。中国メーカーは技術分野で改善の余地がかなりあり、ローエンド市場ばかりでハイエンド市場に入り込むだけの技術力が欠けていると指摘している。そして3つ目には「競争」の厳しさを挙げている。中国市場には、すでにユーザーの信頼を得ている日系とドイツ系をはじめとする海外ブランドがひしめいていて、中国車はなかなか成長できないという。

 19年の中国自動車市場は、米中貿易摩擦、排ガス基準の切換、新エネルギー車補助金減額などでかなりの影響を受けており、しかも20年は早々に新型コロナウイルスが発生した。中国車にとっては苦しい状況がまだまだ続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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