自分は日本の製造業の強さを知っている! 忘れられない26年前の「あの衝撃」=中国報道

自分は日本の製造業の強さを知っている! 忘れられない26年前の「あの衝撃」=中国報道

中国メディアは、中国で囁かれる「日本の製造業は衰退した」という論調は完全に間違っていると指摘する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では往々にして「日本の製造業は衰退した」と言われる。こうした主張は一部の日本メーカーが家電など「消費者」の目に見えやすい分野から撤退したことが背景にあるようだが、果たして本当に「日本の製造業は衰退した」と言えるのだろうか。中国メディアの今日頭条は1日、中国で囁かれる「日本の製造業は衰退した」という論調は完全に間違っていると指摘する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、かつて日本に留学した経験を持っているそうで、「日本の製造業」という言葉を聞くと、26年前に日本の大手メーカーの工場を見学した時のことを思い出してしまうと紹介し、「自分が工場で見たのは、非常に大きな工場のなかには人間がたった2人しかおらず、すべてが自動化されていた先進的な設備」だと振り返り、26年前の時点で「自分は日本が中国より20年は進んでいるのを知っていた」と主張した。

 さらに、中国では発明やイノベーションなどの成果は褒賞がもらえる可能性があるため、中国企業はちょっとした成果でも得意げに自慢する傾向にあるが、日本人は自らの強さや競争力の高さをひけらかさないため、中国人はなかなか日本企業の真の強さを知らないと主張。

 かつて優れた家電で知られていた日本の電機メーカーのなかには、中国企業に家電事業を売却すると同時に、より利益が大きく、より高い技術力が求められる分野へと事業を転換している企業が多く存在すると指摘し、「日本企業は家電が斜陽産業であることを見抜いていたのだ」と強調。逆に日本企業から事業を買収した企業のなかには、その事業で利益を出せずに苦しんでいる企業もあると指摘した。

 記事は、日本企業の製品が中国人の身の回りから消え、中国国内の家電売り場などでも見なくなったことで「日本の製造業は衰退した」と勘違いしてはならないと指摘、日本の製造業は素材や部品など、一般消費者の目にはなかなか見えない分野で必要不可欠な存在となっていることを強調し、日本の製造業は今なお中国の製造業より圧倒的に高い競争力を持っていると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)