せっかく日本に留学するのに一流大学以外で学ぶことに価値はあるのか=中国報道

せっかく日本に留学するのに一流大学以外で学ぶことに価値はあるのか=中国報道

中国メディアは、「日本で中の下の大学に入る価値はあるのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 留学生30万人計画を進める日本では、年々留学生の数は増加しており、2019年5月の時点で29万8980人までになっていたという。このうち4割近くに当たる11万5000人は中国人だった。その多くが、まずは日本語学校で日本語を学び、外国人枠で大学を受験するが、一流大学に合格する人もいる一方で、そうでない人も少なくない。こうした中国人は大学のランクについてどう感じているのだろうか。中国メディアの今日頭条は9日、「日本で中の下の大学に入る価値はあるのか」と題する記事を掲載した。

 記事によると、一流大学に入れない中国人留学生は4種類に分けられるという。その1つが「ランクを選べないほど成績が悪く、大卒の肩書が付けばよい」というタイプだ。まじめに授業に出ていれば卒業できるので、一流大学でなくとも不満はないとした。こういう人の場合、日本の大学を卒業したというだけで十分満足なのだろう。

 次は「学力は平均的だが、日本語はいまひとつ」の人で、一流大学に入れなかったことに不満を持っていることが多いという。日本に来て上を目指そうとしながらうまくいかなかったというケースであり、1年浪人して再チャレンジする方法もあるが、時間は待ってくれないので一流大学以外で学ぶのも選択肢となり得ると提案している。3つ目は「成績は悪くないが、テストで失敗した」場合だ。この場合、実力はあるはずであり、日本は中国よりもずっと競争率が低いので、1年待って再チャレンジして欲しいとしている。

 最後は、「大学の交換留学制度で来た」人の場合だ。中国の大学で2年学び、残りの2年は日本の姉妹校で過ごすというものだが、中国の大学のレベルがあまり高くないと、日本の姉妹校は一流大学以外になってしまうという。このケースで来日したという筆者の経験では、「一流大学でなくても思ったほど悪くない」そうだ。中国と違い、日本では一流大学でなくとも教授には有名大学出身者が多く、筆者自身は有名大学の大学院に入ることができたことから、「重要なのは学生自身」と日本留学を考えている人にエールを送っている。

 日本留学の目的は様々だろうが、どんな大学であっても日本で過ごす学生生活から学び吸収できることは多くあることだろう。今年は新型コロナウイルスの関係で留学をあきらめた人も多いとはいえ、来年には各国からより多くの留学生を迎えられるようになっていてもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)

×