日本とドイツ、世界のハイエンド製造業で「最強なのはどちら?」=中国報道

日本とドイツ、世界のハイエンド製造業で「最強なのはどちら?」=中国報道

中国メディアは、世界のハイエンド製造業の分野で「最強なのは日本かドイツか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の製造業は、世界市場で見ると世界の工場である中国ほどのシェアはないものの、ハイエンド分野においてはドイツと競う存在だ。中国では技術力の高さで日本とドイツを比較することが多いが、中国メディアの捜狐は11日、世界のハイエンド製造業の分野で「最強なのは日本かドイツか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本とドイツを「ハイエンド製造業で絶対的な2大エース」と絶賛。そのうえで自動車、工作機械、機械製造、半導体の4つの分野で、それぞれ「どちらが強いか」を比較している。

 まず、「自動車」分野に関しては、ハイエンドというより高級車に限れば「ドイツが日本をわずかにリード」していると分析。ドイツの自動車メーカーは世界の高級車の7割を占めているため、ドイツに軍配があがるそうだ。日本も自動車分野でかなりの実力を誇るが、日本が強いのはミドルレンジだと比較した。

 「工作機械」の分野では、「日本がドイツをわずかに上回る」と記事は分析。世界一流の工作機械メーカーは日本企業なのだという。さらに、「機械製造」と「半導体」分野に関しては、日本とドイツとでは重点が異なるために「比べられない」と結論付けた。機械製造では日本もドイツも技術力のある企業がいくつもあり、半導体分野に関しては、日本は主な材料19種類のうち14種類で世界市場の半分以上のシェアを持っている。半導体の設備でも日本は強いものの、著名な半導体メーカーのASMLもドイツの技術がなければ成り立たないため高い実力を有しており、単純にどちらが強いとは言えないとしている。

 いずれにしても、日本が高い技術力を有しているということは間違いなく、中国もその点は認めているようだ。とはいえ、ハイエンド製造分野では中国も製造強国を目指して力を入れており、日本としてもさらなる研究開発を進めていく必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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