食事と教育が融合した時間・・・それが日本の「給食」だ=中国報道

食事と教育が融合した時間・・・それが日本の「給食」だ=中国報道

中国メディアは、日本の学校給食を紹介する記事を掲載し、「日本は給食制度を通じて、子どもたちに教育を施している」と伝えつつ、中国人筆者が日本の学校給食を見学した際の感想を伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本と中国の小中学校に関することで大きく異なっている点の1つに「昼食の時間」を挙げることができよう。日本の公立学校では給食制度があって、児童生徒は学校で昼食を取ることができるが、中国では学校に併設されている食堂で食事をとったり、自宅に戻って昼食を食べたりするのが一般的だ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の学校給食を紹介する記事を掲載し、「日本は給食制度を通じて、子どもたちに教育を施している」と伝えつつ、中国人筆者が日本の学校給食を見学した際の感想を伝えている。

 記事の筆者は日本で暮らしている中国人のようで、筆者の子どもは日本の小学校に通っているようだ。そして、父兄を対象とした授業参観の際に初めて「日本の学校給食」というものを目のあたりにしたそうで、「給食の最初から最後まで実際に見ることができたのは幸運だった」と振り返っている。

 筆者は、日本の学校給食の内容についてはこれまでもある程度は耳にしていたようだが、実際に見学してみて「聞いていた情報とは大きな違い」があることを知ったという。たとえば、「生徒たちは無駄話をせずに給食を食べる」と聞いていたが、実際には生徒たちは会話を楽しみながら食事をしていたと紹介。さらに「日本の学校給食では校長が毒味を行う」という噂を聞いたこともあったというが、実際には「毒味を行う校長先生などいないらしい」と伝えた。

 続けて、日本の給食は「当番の生徒が自分たちで給食を運び、配膳を行う」と指摘。そして、生徒たちは勝手に食事をするのではなく、全員の準備が整ってから「いただきます」という合図とともに食事を始めると紹介。そして、食べ終わった食器も自分達で片付けると指摘した。これらの一連の行動は日本の「集団行動」における訓練につながっていると言えるだろう。

 さらに、日本では学校にある畑で野菜を育て、自分達で収穫した野菜を給食で使用するケースもあると紹介。また、給食センターを見学する機会も設ける学校もあり、日本では学校給食という制度を通じて、集団行動を教えたり、食べ物を大切にする思想を教えていると伝え、日本の学校給食は単なる食事ではなく、食事と教育が融合した時間であることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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