日本を見て分かった「地震という天災も減災、防災が可能なのだ」=中国報道

日本を見て分かった「地震という天災も減災、防災が可能なのだ」=中国報道

中国メディアは、地震大国と言われる日本では「地震が発生しても建物倒壊による壊滅的な被害が少ないように見えるのはなぜか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国でも過去には大規模な地震が発生しているが、地震を体験したことのないという中国人もいる。中国メディアの今日頭条はこのほど、地震大国と言われる日本では「地震が発生しても建物倒壊による壊滅的な被害が少ないように見えるのはなぜか」とする記事を掲載した。

 中国ではこれまで大規模な地震が少なからず発生しており、たとえば2008年の四川大地震では約6万9000人が死亡し、約1万8000人が行方不明になったと言われている。これだけ大勢の人が犠牲になった背後には、建物の多くがレンガ造りだったという要因があるとされる。

 レンガ造りの建築物は揺れに弱く、地震によって倒壊し、大勢の人が瓦礫の下敷きになって死亡したのだが、記事は「日本を見ると地震に対しても一定の防災が可能であることがわかる」と論じた。

 続けて、日本は中国以上に地震が多発する国であるにも関わらず、「建築物が倒壊して、人が下敷きになるという被害がほとんど生じていないことは注目に値する」と強調。そして、日本の建築基準法について紹介、「建物の構造に対する基準が法律で定められており、大きな地震が発生するたびに基準が改められている」と説明し、「建物の構造や材料を変えるだけでも、地震による死者を大きく減らすことが可能なのだ」と論じた。

 中国では家屋の一般的な建築材料といえば「レンガ」と「モルタル」であり、高層の建造物であっても間仕切壁にレンガが使われることが多い。また建物の耐震構造に対する意識や知識を持たない素人が自分の家を改装するケースも多々あり、こうした建物の構造が地震被害を拡大させる要因となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)

×