日本人って「昆虫」が好きなんだなぁ! 「虫が身近な日本」=中国報道

日本人って「昆虫」が好きなんだなぁ! 「虫が身近な日本」=中国報道

中国メディアは、「日本人は昆虫に夢中になっている」とし、その理由を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本のゲームやアニメ、小説などは、中国でも広く親しまれているが、その中には題材として「昆虫」が出てくる作品が多く、中国人からすると「とても奇異に映る」という。中国メディアの百度は19日、「日本人は昆虫に夢中になっている」とし、その理由を分析する記事を掲載した。

 どんなところに「日本人の虫好き」が感じられるのだろうか。記事は、日本のゲームやアニメなどに虫を取るシーンが出てくるのは決して珍しいことではなく、中国人の感覚では「日常生活でそんなに虫を取るものだろうか」と不思議に感じられるようだが、記事の中国人筆者は「日本の小学生は夏休みの宿題で昆虫採集をして観察する子が多い」と指摘した。

 記事はさらに、日本人は昔から虫に興味を持ってきたと紹介。日本最古の和歌集である万葉集にもいろいろな虫が出てくるほか、平安時代になると源氏物語などに虫が「本格的」に出てきて、明治維新で西洋化が進むと昆虫についての知識も深まったと伝えている。その後は、政府主導のもと教育に取り入れられ始め、20世紀には「異常なほど」の昆虫熱で黄金時代となり、本も次々と出版されたと紹介した。

 現在でも、日本にはホタルやチョウ、セミ、トンボなどをテーマにしたイベントや祭りが、1年中全国のどこかで開催されているとしている。記事の筆者は、「虫を祭りにまでしてしまう国は世界にも類を見ない」と論じた。

 この昆虫熱は、一時期と比べると冷めてきたとはいえ、今でも昆虫の奥深さを紹介するテレビ番組があったり、動物園の中に昆虫館があったり、映画や文学、ゲーム、アニメにも出てきたりすると紹介。日本語にも虫の知らせ、虫の居所が悪い、など「虫」に関わる慣用句が多いと伝えている。

 虫は生物種の数が最も多く、昆虫類とムカデなどの多足類でおよそ800万種類いると言われるが、これほど虫に熱中する国民も珍しいのかもしれない。日本には昆虫について理解を深め、興味を持てる環境が整っているとも言え、子どもたちには昆虫などの生き物に実際に触れる機会を大切にして欲しいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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